たろ こんにちは、たろです!
VRChatを遊んでいたらCドライブがパンパンに…こんな事ってありませんか?
今回はそんな時に便利なデータの移動方法について解説します!
推定作業時間は 15~20分です。
この記事では出来る限り図解等を使用し分かりやすく解説していますが、
初めての作業は予想外に時間がかかる場合があります。
当記事を参考に初めて設定作業をされる場合は、時間に余裕を持って作業をする事を推奨します。
何もしてないのにパソコンの容量が減ってる…? なんで!?
VRChatをプレイしていると、写真や動画をたくさん撮ったわけでもないのにパソコンの容量がどんどん減っていく… そんな摩訶不思議な経験ありませんか?
これは、私たちがVRChatを遊んでいく中でゲームが私たちが快適に遊べるように一度ダウンロードしたワールドやアバターなどの”キャッシュ”という形でデータをパソコンの中に保存しているからです。
たろ こういったデータの一時保存機能はVRChatに限らず多くのゲームやアプリケーションなどで見る事が出来ます。
そもそもキャッシュってなに?
VRChatでトラブルに見舞われた時、対処方法の中で出てくる単語の一つに”キャッシュ”という言葉があります。
「ワールドキャッシュを消すと不具合が治るよ」とか「VRChatが重い時はキャッシュを消せば動作が軽くなるよ」1などと厄介者扱いされる事の多いキャッシュですが、VRChatで快適に遊ぶために欠かせない要素の一つでもあります。
キャッシュ(Cache)は貯蔵庫の訳が指すように コンテンツを利用する際、一度読み込んだデータをパソコン内に保存して次回利用するときにそこから呼び出す事で素早くデータを読み込めるようにする仕組みとそれによって保存されるデータを指します。
たろ データを毎回サーバーからダウンロードしなくていいので読み込みもサクサク!
容量の大きいワールドや回線が細い時に高い効果を発揮します!
設定からキャッシュを移動しよう!
VRChatでの生活を快適にしてくれるキャッシュですが、ゲームを楽しめば楽しむほど容量が増えていきます。
VRChatのキャッシュ最大保存容量は30GBに設定されており、標準状態ではCドライブ2(OSを格納している場所)に保存されます。
最近のパソコンでは、Cドライブにに高速なSSD3(高速なM.2規格4の物が多い)を採用する事が多いです。
SSDは読み書き速度が速い分価格が高く、PCの価格を抑えるために250~500GBほどの小中容量の製品がよく使用され大容量のデータはHDD5に保存させる構成が一般的です。
ただし、VRChatやUnityのようなゲーム開発エンジン6はデータの多くをCドライブに保存します。保存先を変更しない限りこれによってCドライブの容量が埋まっていきます。
これによって、SSDの動作速度が低下したり最悪の場合OSの動作が不安定になってしまう事もあります。
そういった事態の防止の為にもキャッシュの保存先の変更が有効です。
たろ SSDには速度や耐久性を上げる仕組みがよく搭載されています。
ただし、その仕組みの殆どがSSDの空き領域を使用する必要物です。
空き容量が少なくなるとそういった仕組みが使用できず、速度が落ちたり使用方法によってはソフトの動作が不安定になる事も…
SSDの使用は容量の70%前後以内までをおすすめします。
保存先の移動方法
ここで紹介している方法はWindows11での物になります。
他OSでの設定に関しては操作が異なる可能性があるためご注意ください。
VRChatのキャッシュデータは、Cドライブ内のVRCCacheというフォルダ内に保存されています。
データの保存場所の変更はゲーム内から行うことはできず、
C:\ユーザー名\AppData\LocalLow\VRChat\VRChat
内に自身で作成した専用のjsonファイル7を設置する必要があります。
設定ファイルの作成方法
上記のフォルダを開き下図の様にマウス右クリックを押し
新規作成 → テキストドキュメント の順で選択しテキストファイルを作成してください。

下図の様に作成したテキストファイルを右クリックし、その他のオプションを確認→名前の変更 を選択しテキストファイル名称と拡張子8の変更を行ってください。

下図の様に名前は「config」に拡張子は「.json」に変更してください。
この際、拡張子変更の警告が出ますがそのまま進めてください。

Windowsの設定によってはテキストファイルを作成したとき、名前の末尾に「.txt」 等の拡張子が表示されていない場合があります。
この場合は下図の様に ファイル名拡張子 を選択することで拡張子が表示されるようにされます。

このファイルに記述できる内容は、データの保存先以外にも 保存期間や保存容量など多岐にわたります。
この記事では、キャッシュデータの保存に関連した3項目に絞って導入方法と合わせて説明していきます。
たろ より詳しい設定項目についてはVRChatさんのページに記載されています、
全編英語ではありますが興味のある方は覗いてみてください!
There are a few systems in VRChat that have configurable options or properties. These systems aren't customized with settings you can set in the application, as the default settings are sufficient for the vast majority of VRChat players. However, we have provided a way for you to customize some of t...
jsonファイルの編集におすすめなソフト
josnファイルは一般的なtxtファイルと同様にWindows標準のメモ帳で閲覧と編集が可能です。
ですが、全角スペースの混入等入力ミスが発生した際に気付きにくくトラブルの原因となる場合があります。
その為、入力補助や巻き戻し機能を搭載したテキストエディターソフトの使用をおすすめします。
※プログラミングエディタ等でも同様に編集が可能です。
本記事では、テキストエディターの一例として”TeraPad”を紹介します。
すでに使い慣れたテキストエディターやプログラミングエディタをご使用になられている方はそちらを使用して編集を行っても問題ありません。
たろ より詳しい設定項目についてはVRChatさんのページに記載されています、
全編英語ではありますが興味のある方は覗いてみてください!
TeraPad の導入と使用方法
使い慣れたテキストエディタがなくて TeraPad の導入を考えている方は下をクリックして導入方法をご覧ください。
まず下記のリンクからTeraPadの公式ページに飛んでください。
TeraPad (テラパッド) はシンプルな SDI タイプの日本語テキストエディタです。Microsoft Windows 2000/XP/Vista/7/8/8.1/10/11 で動作します。
サイトにアクセスが出来たら、下図の赤い枠で囲まれた”ダウンロード”と書かれたボタンをクリックし、ダウンロードページに移動していください。

ダウンロードページに移動出来たら、下図の様にページ下部にあるダウンロードリンクからお使いの環境に則したインストーラー9をお使いのパソコンにダウンロードしてください。

始めてこのソフトを使用される方はインストーラーをダウンロードする前に、同ページで公開されている”Readme.txt”には一度目を通す事をおすすめします。
インストーラーがダウンロード出来たら、ソフトアイコンをダブルクリックして実行をしてください。

下図の様なインストーラーが起動するため、指示に従ってインストールを行ってください。

Windowsのセキュリティ機能によって、インストーラーの実行時「この不明な発行元からのアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」等の警告が表示される事がありますが、この表示は新しいバージョンが公開されたりなどでそのソフトの使用人数が少ない場合でも表示される事があるので気にせず”はい”を押して実行してください。
インストールが完了したら、編集したいファイルを右クリックし”プログラムから開く”を押し”TeraPad”が表示されていればそちらを選択し、表示されていない場合は”別のプログラムを選択”を押してください。
(TeraPadが表示されている場合、選択後にTeraPadにてファイルが開かれ編集可能になります。)

”別のプログラムを選択”を押した場合、下図の様な画面が開かれます。
おすすめのアプリケーションもしくはその他のオプションの中にTeraPadが表示されている場合は、TeraPadを選択し、下部の”常に使う”もしくは”一度だけ”を自身の使用目的に合わせて選択し クリックしてください。

クリック後、下図の様にTeraPadが使用されファイルが開かれれば完了です。
今後同様にTeraPadを使用して編集をする場合は、インストール後の手順を履むことで可能となります。

テキストエディター上に入力されている文字列は初期の状態では何も書かれておらず自身で入力する必要があります。
入力内容については、この下のセクションにて解説していますので、そちらをご覧ください。
”アプリを選択して.jsonファイルを開く”の欄にTeraPadが表示されない場合、直接TeraPadのプログラムを指定する必要があります。
下図の様に、画面下部の”PCでアプリを選択する”を押してください。

”PCでアプリを選択する”をクリックすると下図の様なエクスプローラーが起動しますので、先ほどインストールしたTeraPadのアプリケーションの実行ファイルを探して選択してください。

実行ファイルの場所は、インストール時に指定することが可能なため インストール場所をデフォルト以外に変更している場合は その限りではありませんが、特に変更等をせずインストールを行っている場合は
“C:\Program Files (x86)\TeraPad\TeraPad.exe”
にTeraPadの実行ファイルがインストールされているはずです。
Program FilesではなくProgram Files(x86)にインストールされているので間違えないように注意してください。
”開く”をクリック後、TeraPadを使用してフォルダが開かれ 下図の様な画面が表示されれば成功です。
以降は”アプリを選択して.jsonファイルを開く”の欄にTeraPadが表示されるので、以降TeraPadで編集をする際は最初の手順のみで大丈夫になります。

テキストエディター上に入力されている文字列は初期の状態では何も書かれておらず自身で入力する必要があります。
入力内容については、この下のセクションにて解説していますので、そちらをご覧ください。
変更できる項目について
jsonファイルに記載することで変更できるキャッシュデータに関する設定は下記の3つになります。
キャッシュデータの保存先
“cache_directory”と書かれている部分になります。
この項目では実際にVRChatのキャッシュデータをどこに保存するのかを変更することが可能です。
初期状態では : の後ろ” “に囲まれた部分の中に 保存先のフォルダを指定することで そちらに保存先を変更することが可能になります。
{
"cache_size": 30,
"cache_expiry_delay": 30,
"cache_directory" : "C:/VRCCache/"
}
キャッシュデータの保存先にはより高速な読み書きができるSSDをおすすめします。
HDD等への保存でも大丈夫ですが、キャッシュデータは頻繁に読み書きを行います。
保存ドライブの読み書き速度が遅い場合、ゲーム内のロード時間(ワールド間の移動時間等)が遅くなる可能性があります。
フォルダの指定方法が分からない場合は初めに下図の様に 変更したいフォルダを開いてください。

もしも、変更先のフォルダが未作成の場合は 変更したい場所を開き 右クリック 新規作成を押しフォルダを選択し作成してください。

作成したフォルダ上部のタブ部分を右クリックして アドレスをコピーをクリックしてください

操作が完了出来ていたらお使いのパソコンのクリップボード10に作成したフォルダへのパス11が保存されています。
メモ帳などに張り付けてみると下図の様な内容が保存されているはずです。
※保存される文字列はフォルダの場所やお使いの環境によっても若干異なります。
ドライブ名:\フォルダの名前
このコピーされた内容で 作成したconfig.json 内の“cache_directory” の欄“囲まれた部分”を置き換える事で設定が完了します。
{
"cache_size": 30,
"cache_expiry_delay": 30,
"cache_directory" : "ここを置き換えてね!"
}
たろ この時、置き換え部分左右の” “はそのままにしてね!
またファイル内の文字は全て半角英数を使うこと!
こんな人におすすめ
おすすめな人
・Cドライブの容量が少ないもしくは70%以上がデータで埋まっている。
(SSDは構造的に容量満杯に近づくと速度低下等の現象が発生しやすいため。)
・出来る限りデータの保存先をCドライブ以外にしたいと思っている。
・よく遊びに行くワールドが容量の大きい物が多い。
(おおよそ250MB以上)
・ワールド巡り等、沢山のワールドを訪問することが多い。
おすすめできない人
・MacOSまたはLinuxOSを使用している。
・パーティション分離等を利用して単一の補助記憶装置にデータを格納している。
・小型ノートパソコン等、補助記憶装置(SSD,HDD等)の拡張が困難な機器を使用している。
・一台の端末を複数人でシェアして利用している。
・クラウドゲーミング等レンタルサービスを利用してVRChatを遊んでいる。
データの保存上限と保存期間
“cache_size“や“cache_expiry_delay“と書かれている部分になります。
“cache_size“では保存されるキャッシュデータの最大量(単位はGB)を
“cache_expiry_delay“では保存期間(単位は日)をそれぞれ変更することが可能です。
値の変更は : の後ろ数字の部分 を好きな半角数字に書き換える事で可能です。
保存上限と保存期間に設定できる値は、初期設定値(30日 30GB)以下に設定することが出来ません。
設定をされる場合は初期値を下回らないようにご注意ください。
{
"cache_size": 30,
"cache_expiry_delay": 30,
"cache_directory" : "ドライブ名:\フォルダの名前"
}
こんな人におすすめ
おすすめな人
・ワールドの事前ダウンロードをよく使用する。
・出来る限りワールドのダウンロード回数を減らしたい。
・よく遊びに行くワールドが容量の大きい物が多い。
(おおよそ250MB以上)
・ワールド巡り等、沢山のワールドを訪問することが多い。
おすすめできない人
・補助記憶装置の保存容量が少ない。
・小型ノートパソコン等、補助記憶装置(SSD,HDD等)の拡張が困難な機器を使用している。
・主記憶装置(メインメモリ)の容量が著しく少ない機器を使用している。(8GB以下)
たろ この時、置き換え部分左右の” “はそのままにしてね!
またファイル内の文字は全て半角英数を使うこと!
用途別おすすめ設定
各設定項目の意味は分かったけど、実際の所どれくらいの値にすれば困らないの…?
そんな方のために、遊び方や活動頻度別のおすすめの設定値を紹介します。
ここで紹介している値は筆者が実際にVRChatで過ごし測定したキャッシュデータの増加量を元に作成しています。
データの収集期間は2025年1月中旬から同年9月下旬です。
出来る限り様々な場合に対応できるように工夫はしていますが、VRでの過ごし方によっては過不足が生じる場合があります。
そういった場合は、値の調整を行うことで快適性をより高める事が可能になります。

たろ VRChatの過ごし方は人それぞれでとっても個性的!
同じ期間過ごしていても人によって必要な値が全線違う事も珍しくないです。
設定後しばらく過ごしてみて不便を感じないか試してみてみましょう!
設定1 スタンダード
一番スタンダードな設定です。
容量と保存期間はそのままに、キャッシュの保存場所のみを変更します。
{
"cache_size": 30,
"cache_expiry_delay": 30,
"cache_directory" : "ドライブ名:\フォルダの名前"
}
こんな人におすすめ!
・VRChatを週に1~2回程度の間隔プレイする。
・チルワールドでフレンドとの雑談が中心のプレイスタイル。
・イベントやワールド巡りはあまり行わない。
たろ 一番基本でおすすめな設定です。
標準の保存量が多めに設定されているので保存場所の変更だけで恩恵を十分受けられます。
プレイスパンが長い方や回線速度に不安がある方は保存期間を長めにしてあげるといいかもしれません。
設定2 アクティブ
比較的活発的にVRChatを遊ばれている方向けの設定です。
保存容量と保存期間を拡張することで、様々なプレイスタイルに対応します。
この設定は比較的多くの保存領域を必要とします。
データの保存先の容量と転送速度に注意して設定を行ってください。
{
"cache_size": 70,
"cache_expiry_delay": 90,
"cache_directory" : "ドライブ名:\フォルダの名前"
}
こんな人におすすめ!
・VRChatを週に3~5回程度の間隔プレイする。
・ゲームワールドやイベント等ジャンルを問わず様々な要素を体験したいと活発に動いている。
・比較的容量が大きいワールドを繰り返し訪れる事が多い。
たろ 活発にVRChatの世界を楽しんでいる方おすすめな設定です。
ゲームワールドやイベント等は容量が大きく、容量を圧迫しやすいので複数のお気に入りがある場合は効果的かもしれません。
ですが保存量が多いため保存先の転送速度と保存容量には注意が必要です。
設定3 プロフェッショナル
毎日のように活発にVRChatを遊ばれている方向けのハイエンド設定です。
保存容量、保存期間ともに大幅に拡張することで、毎月100近いイベントやワールドへの訪問にも対応可能な設定です。
この設定には高速かつ大容量の保存領域が必要になります。
1TB以上の容量を持つSSDへの使用をお勧めします。
{
"cache_size": 250,
"cache_expiry_delay": 180,
"cache_directory" : "ドライブ名:\フォルダの名前"
}
こんな人におすすめ!
・VRChatをほとんど毎日プレイする。
・行きつけのイベントやワールドを多く持っている。
・1000MB近いワールドをよく訪問する。
・一カ月のワールド訪問数が150件以上あり、繰り返し訪れる事が多い。
・500MB以上のワールドを入れ替えながらホームワールド等に利用することが多い。
たろ 毎日VRChatの世界で活発な交流を行う方向けの設定です。
最大限拡張された保存量、保存期間が活発なVRChatでの生活をサポートしてくれます。
個人差による過不足が生じやすいため、定期的な設定の見直しをおすすめします。
設定4 エクストリーム
筆者が検証中に消費した総データ量を元に最大限の活動を想定した設定です。
一般的な設定では対応できないようなハードプレイ環境でも対応が可能です。
この設定には高速で大容量な保存領域が必要になります。
多くの場合、新規の保存媒体の増設を必要とする可能性が高いです。
2TB以上の容量を持つSSDを新規で用意し、そちらへの単一保存をおすすめします。
{
"cache_size": 1024,
"cache_expiry_delay": 350,
"cache_directory" : "ドライブ名:\フォルダの名前"
}
こんな人におすすめ!
・VRChatを毎日プレイする。
・毎日のように沢山の新しいワールドを巡っている。
・月のワールド訪問数が300件以上あり1GB近い容量のワールドを頻繁に訪問する。
・できうる限りワールドの再ダウンロードを減らしたい。
たろ 本当に沢山のワールドを毎日巡る等、ハードな使い方をしている方向けの設定です。
おそらくこの設定を必要としている方は殆どいないと思います。
また、この設定を必要としている方でも個人差によって必要な値に不足が生じる可能性があります。
設定後は使用感などを確かめながら値の調整を行うことをおすすめします。
数値を入力後ファイルを保存し、VRChatを起動して設定が反映されていることを確認したら作業は完了です。
ここまでお疲れ様でした。
設定後の調整について
VRChatは多種多様な過ごし方を私達に提供してくれます。
今回の記事通りに用途に合わせて各種設定を行ったとしても個人の使い方の差異で設定値の過不足が出てしまう場合があります。
そういった事態を防ぐために、定期的な値の見直しをおすすめします。
たろ 設定の見直しは初めの頃は月に一回程度、問題がなさそうであれば半年から一年に一回程度の頻度で行うことをおすすめしています。
またキャッシュが書き込まれる領域は比較的酷使されやすく、他の領域と比べて消耗しやすくなります。
見直しと同時にキャッシュが保存されているドライブの健康診断も合わせて行うといいかもしれません
- 一般的にデータの削減や動作の速度、不一致等の解消を目的に行われる事が多い。 ↩︎
- 主にWindowsを搭載したパソコンにおいてWindowsオペレーティングシステム(WindowsOS)やシステムファイル等が保存格納されている主要な記憶装置を指す名称。ローカルディスク(C)とも表記される場合がある。 ↩︎
- ソリッドステートドライブ(SolidStateDrivr)の略、フラッシュメモリーと呼ばれる半導体素子とコントローラと呼ばれる集積回路を用いてデータを保存する補助記憶装置の一種。振動に強く高速な読み書きを得意とするが書き込みの際フラッシュメモリーが摩耗し最終的に破損するため書き込めるデータ量に上限が存在し、実質的な寿命として表記されることもある。 ↩︎
- コンピュータに内蔵される拡張カードの接続端子の規格の一種。当記事では主にM.2(エムドットツー)規格のSSDの事を指す。 ↩︎
- ハードディスクドライブ(HardDiskDrive)の略、内部円盤上の回転体に磁気ヘットを用いて情報を記録読み取りをする補助記憶装置の一種。SSDと比べ容量辺りの価格は安価ではあるが、振動に弱く書き込み、読み込み速度ともにSSDに劣る。近年は頻繁にアクセスしない大容量データの保管先としてコンピュータに搭載されることが多い。 ↩︎
- ゲーム開発において必要とされる2D3Dグラフィックスの描画、音声処理、物理演算、入力処理、ネットワーク等の基本機能をひとまとめで提供することを目的に開発された総合開発支援ソフトウエア。本記事ではその中の一つであるUnityを指している。 ↩︎
- JavaScriptObjectNotationの略、データ記述言語の一つであり軽量で人と機械両方が記述理解しやすく特定のプログラミング言語に依存しない特徴からアプリケーションやツール等の設定記述ファイルとして使用されることが多い。 ↩︎
- ファイル末尾に付く「.」の後に続く文字列の事。そのファイルがコンピュータ内でどのような種類のデータとして振舞うかを知らせるために用いられる。当記事では主に「.txt」と「.json」の2種類が登場する。 ↩︎
- コンピュータに目的のソフトウエアを導入、ファイル等を配置し利用可能な状態まで半自動的に準備をするソフトウエアを指す。 ↩︎
- コンピュータ上で利用者が操作によってコピー(複製)やカット(切り取り)等をした文字列や画像などのデータを一時的に保存し、必要な際に利用者が自由に取り出し張り付ける機能と保存領域を指す。Windows11環境においてはWindowsキーとVキーを同時押しすることで保存されたデータを一覧で見る事が可能。 ↩︎
- ファイルシステムによって管理されているコンピュータ内で特定の場所やフォルダの位置等を表す文字列のこと。コンピュータ内の住所とも紹介されることがある。当記事では特定のフォルダの所在を指す文字列として使用している。 ↩︎






