ヘッドセットを被らずにVRChat!「PortalVR Motion」使ってみた感想・デスクトップモードとの違いを解説

VRChatをはじめとするVRゲームを遊ぶ際「今日はちょっとヘッドセットを被るのが億劫だな……」と感じることはありませんか?ワールド巡り、フレンドと談笑……どれも本当に楽しいのですが、Questをはじめとするヘッドセットはとても重たいのが悩みどころ。

本記事では、そんな「VRヘッドセット疲れる問題」を解消する便利ツール「PortalVR Motion」をご紹介します!

デスクトップモードとPCVRモードの中間にあたるような使い勝手で、気軽にVRChatを遊びたい際にはとても有用なツールだと感じました。詳しくご紹介します!

※今回、PortalVRさまのご厚意により検証用ライセンスをご提供いただきましたが、レビューには影響しておりません。率直な感想をお届けします。

ちとせちとせ

本記事はちとせがお送りいたします。

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「PortalVR Motion」ってどんなツール?主な特徴を紹介

出典:PortalVR

「PortalVR Motion」は、一言で表すと「VRヘッドセットを被らなくてもSteamVRのゲームが遊べるツール」です。アメリカの「PortalVR」社によって提供されています。

PortalVR Motionの主な特徴は以下の通り。

  • ヘッドセットなしでSteamVRが起動可能
  • コントローラーによる両手の追従・ボタン操作に対応
  • 「iPhone + Switchジョイコン」でのプレイもできる
  • スマートフォンをVRコントローラーにしたプレイも可能

一番の魅力は、SteamVRを起動する際にVRヘッドセット(Questなど)を装着する必要がなくなること。PCの画面を見ながら、任天堂のWiiやSwitchのようなイメージで、VRChatなどのVRゲームを気軽にプレイすることができます!

デスクトップモードと違いコントローラーが使えるので、左右の手の動きをしっかり追従してくれるのも強み。ヘッドセットを被っていないこと以外は、PCVRのときと同じ操作感覚です。

ちとせちとせ

メニュー(Launch Pad)を開いたり、カメラを呼び出したり……VRChatはボタン操作が欲しいケースも多いので、やっぱりコントローラーが使えると便利ですね。

さらに、VR機器を持っていない方でもSteamVRをプレイ可能にする機能を備えています。iPhoneのカメラとSwitchのJoy-Conを組み合わせたり、お手持ちのスマートフォンをPCに接続してVRコントローラーにしたり……非常に画期的。

こちらは今回未検証ですが、数万円以上するVR機器を買うことなくVRゲームができるのは面白い特徴です。

PortalVR Motionの導入方法

ここからは、PortalVR Motionの導入方法の解説です!ほぼすべて英語なので戸惑いますが、基本的には案内に沿って進めていくだけで完了できますので、安心してください。

導入は大きく分けて3STEPあります。ゆっくり進めていきましょう!

導入方法が不要な方は、こちらから使い方を解説している見出しへジャンプいただけます!

STEP1.本体のインストール

まずは本体のインストールから始めていきます。SteamにあるPortalVR Motion公式ページにアクセスし、カートに入れた後、支払を済ませましょう。

参考:Steam|PortalVR Motion

PortalVR Motionの販売ページ

SteamライブラリにPortalVR Motionが追加されましたら、青色の「インストール」ボタンを押して進んでください。

以下のような確認のウィンドウが表示されます。「ショートカット作成の有無」「インストール先」の2つを任意に設定後、インストールを押しましょう。

ちとせちとせ

私はショートカットが不要だったので、①のチェックを両方外しておきました。

利用規約が表示されます。英語ですが内容にひと通り目を通して、右下「同意」をクリック。すると、自動的にインストールが始まります。

インストールが終わると、画面右下に「ダウンロード完了」の旨が表示されるかと思います。これだけでPortalVR Motion本体の準備は完了です!

緑色の「起動」ボタンからソフトを立ち上げると、以下のような「PortalVR Launcher」が立ち上がります。現時点ではまだVR機器を使ったプレイができないので、引き続きSTEP2へと進みましょう。

PortalVR Launcher メイン画面

STEP2.Meta開発者ダッシュボードでチームを作成する

PortalVR Motionを使うためには、Questの「開発者モード」をONにする必要があります。残り2STEPで、開発者モードの設定方法を解説していきます!

すでに対応済みであれば問題ありませんが、まだの場合には以下手順に沿って進めてみてください!

開発者モードを設定済の方は、こちらから使い方を解説している見出しへジャンプいただけます!

ここからの解説は、以下のMeta公式情報をもとに記載しています。

参考:Meta|デバイスの設定

まずはMeta Horizonの開発者ダッシュボードにて、開発チームに加入する必要があります。既に開発者モードをONにしている方に招待してもらうか、自分でチームを作成することで対応可能です。

ちとせちとせ

チームといっても、自分一人しかいなくても大丈夫です。私も開発者モードをONにするために、一人だけのチームを作成しました。

以降は新規チームを作成する方向で解説を進めます。以下のチーム新規作成ページにアクセスし、Metaアカウントでログインすると、ダッシュボードに遷移するはずです。

【Meta Horizon 開発者ダッシュボード|チーム新規作成ページ】

https://developers.meta.com/horizon/manage/organizations/create/

任意のチーム名を設定し、簡単な利用規約に同意したうえで、右下の「送信」をクリックしましょう。

すると「開発者機密保持契約」が表示されます。内容としては「利用に際して知り得た情報の機密は必ず保持してください」というものなので、「同意する」にチェックを入れて送信へ進んでください。

これでチームの作成が完了しました!今回私は「Chitose_Test」というチームを作りましたが、皆さんも自身で設定した名前のチームができていればOKです。

続いて、今作成したチームをMetaに認証してもらいましょう。Meta Horizon開発者ダッシュボードの認証ページにアクセスしてください。

【Meta Horizon 開発者ダッシュボード|開発者アカウントの認証】

https://developers.meta.com/horizon/manage/verify/

私は認証済みなので画面が少し違うかと思いますが、Metaアカウントでログインすると、以下のような「Meta Horizon開発者アカウントの認証」というページが表示されるかと思います。

チーム認証を受けるためにやるべきことは以下の2つです。

  • 携帯電話番号を利用して二段階認証を設定する
  • Metaアカウントに任意の支払方法を登録する(PayPal以外)

画面の表示に沿って入力を済ませましょう。先ほど掲載した私の画像のように「Meta Horizon開発者アカウントの認証が完了しました」と表示されたらOKです。

ちとせちとせ

必要事項の入力後、即認証ではなく少し待たなければいけない可能性もあるためご注意ください。

STEP3.Questの開発者モードをONにする

開発者アカウントの準備が整ったら、いよいよ開発者モードをONにしていきます!

Questを起動した状態でスマホアプリ「Meta Horizon」を立ち上げてください。

参考:Meta|スマートフォンにMeta Horizonモバイルアプリをインストールする

アプリ下部メニューバーの一番右にある、ヘッドセットのアイコンをタップします。

画面上部にペアリング済みのVR機器(今回はQuest2)が表示されていると思うので、こちらをタップ。

以下のステータス画面に遷移します。少し下の「情報」欄にある「ヘッドセットの設定」をタップしましょう。

設定メニューの中に「開発者モード」があるはずですので、こちらを選択します。

先の手順で開発者アカウントの認証が済んでいれば、こちらで「開発者モード」のトグルを操作できるようになっているかと思います。クリックして緑色になったらOKです!

以上3STEPで、PortalVR Motionを使う準備が整いました!

ちとせちとせ

手順は多いですが難しいところはないので、一つずつゆっくりやってみてください!

PortalVR Motionの基本的な使い方

ここからは、PortalVR Motionの基本となる使い方を説明していきます!

PortalVR公式サイトにも解説動画が用意されています。英語にはなりますが、必要に応じて参照してみてください。

参考:PortalVR|How to Play

ランチャーを起動すると、右上に「PORTALVR STANDBY」という電源マークがあるので、クリックしてください。

「SteamVRを立ち上げますか?」という旨のポップアップが出てきます。「Launch SteamVR」で起動しましょう。

起動すると、SteamVRのホーム画面に遷移すると同時に、プレイ方法の選択画面が現れます。利用する機器に合わせて、それぞれ以下のように選択してください。

  • スマートフォンをコントローラーにする方
    「Use your phone」をクリック→iPhone/Androidを選択→QRコードからコントローラーアプリをインストール
  • iPhone+Joy-Conで利用する方
    「Joy-Con 1 or 2」をクリック→QRコードを読み取ってトラッカーアプリをインストール
  • Quest等のVR機器を利用する方
    「VR controllers」をクリック
  • キーボードとマウスを利用する方
    「Mouse and keyboard」をクリック

今回はQuest2を利用するので「VR controllers」を押します。すると「VR機器を開発者モードでつないでね」と表示されるので、PCにQuestを接続していきましょう。なお、接続にはデータ通信対応のケーブルを用いる必要があります。

その後、Quest本体が認識できる位置でコントローラーを構えて少し待っていると、以下の画面が出てくると思います。

この状態で左コントローラーのメニューボタン(三本線マーク)を長押しすれば、コントローラーを認識してくれるようになるはずです!

ちとせちとせ

この「メニューボタン長押し」は、視点を中央に戻すコマンドを担っています。最初は慣れずに視点があちこち行きがちなので、覚えておくと便利です!

コントローラーが認識された状態がこちら。Questを装着してプレイしている時と同じように、コントローラーによる操作を認識してくれています!

後は基本的にいつも通りのコントローラー操作で遊べますが、PortalVR Motionには「カメラドラッグ」という独自の視点操作機能が搭載されています。

出典:PortalVR

初期設定では「左スティックに指を乗せた状態でコントローラーを振る」ことで使用可能です。SteamVRデフォルトのスナップの効いた視点移動(カクカクと段階的に動く)ではなく、トラックボールのようなイメージでなめらかに視点を操作することができます。

前半:デフォルトの視点移動、後半:カメラドラッグ
ちとせちとせ

VR状態だと酔ってしまいそうななめらかさですが、ヘッドセットを被らないPortalVR Motionでは操作性が向上して快適。ただし扱いには慣れが必要と感じます。

PortalVR Motionを実際に使ってみた感想【良い点・気になる点】

ここからは、PortalVR Motionを実際にVRChatで使用してみて「良かったな」「少し気になるな」と感じた点を、率直にお伝えしていきたいと思います。

VRChatにすぐインできる「気軽さ」が最大の魅力

長居する予定はないけれど、少しだけVRChatで遊びたい。そんな時でも気軽にインできるのが、PortalVR Motionの特に魅力的なポイントだと感じます。

私はライターという仕事柄、VRChatに「ちょっと写真を撮りに行きたい」「ギミックの動作を確かめに行きたい」と用事が発生するケースが度々あります。

そんな時、わざわざVRヘッドセットを被ることなくすぐにアクセスできるのは、想像以上に気軽で便利でした。

ちとせちとせ

もちろん、普通にVRChatをプレイしている方でも「もう夜遅いけど、ちょっとフレンドに会いたい・話したい」という場面で、ありがたさを感じていただけるはずです……!

ちなみに、VRChatは2025年9月より誰でもWebカメラトラッキングが使えるようになり、デスクトップモードの利便性も上がっています。「ちょっとインしたいならデスクトップで良いのでは?」と感じる方もいるでしょう。

それでも、PortalVRには「コントローラーが使える」というメリットがあります。PCVR時とほぼ同じ操作感覚で、かつデスクトップモードよりも精度の高いトラッキングでプレイできるのが強みです。この点は差別化ポイントと言えるのではないでしょうか。

トラッキング精度は環境づくりが大切

気になるトラッキング精度についてです。これに関しては、使ってみた限り決して悪いものではないと感じました。

  • 部屋の明るさを十分に確保する
  • QuestやiPhoneのカメラがしっかりとコントローラーを捉えられる位置で操作する

大きく上記2点を意識すれば、Webカメラトラッキングよりは精度高くプレイができるかと思います。無言勢のコミュニケーション手段である「鏡文字」も試してみましたが、ある程度なら書くことができました。

もちろん、通常のPCVR環境と比較するとどうしても劣ってしまうことは確かです。私が使っている限りでも、時々意図しない挙動を示すことはありました。

ちとせちとせ

機器の配置次第かもしれませんが、特に横方向の動きに弱いように感じます。QvPenで長めの文章を書くのは難しい印象です。

ただ、PortalVR公式YouTubeチャンネルでは、本ソフトを用いて各種VRゲームをプレイしている様子が公開されています。

参考:YouTube|PortalVR(公式チャンネル)

決して完璧な精度ではないですが、このくらいのゲームプレイには十分耐えうる品質であることは特筆すべき点かと思います。

公式に問い合わせたところ、PortalVR Motionは「『Quest2』で利用した時に最も高いパフォーマンスを発揮する」との見解をいただいています。Quest3でも動作はするものの、機能の違い等から高精度を出すのが少し難しい場合があるとのことです。

PortalVRのトラッキング精度を少しでも高めたい場合には、過去機種にはなりますがQuest2を利用してみるといいかもしれません。

PC起動時にPortalVR Motionも自動で立ち上がるのは気になる

Windowsには、パソコンの起動時にあわせて設定したアプリやソフトが起動する「スタートアップ」機能というものがあります。PortalVR Motionは、自動的にこのスタートアップの対象になっているのが少し気になりました。

ちとせちとせ

使う予定がない時でも、自動で立ち上がってしまいます。

この機能をOFFにするためには、設定画面の「Windows > Launch on Windows startup」のチェックを外してあげる必要があります。

このスタートアップOFF機能は、2026/6/24リリースのver.3.2.0により追加されたようです。もし設定項目が表示されない方は、同画面からアップデートを行なってみてください。

快適に使うには各種設定の調整が必要

PortalVR Motionには、ユーザーが自分好みに調整できる設定項目が、非常に豊富に用意されています。

Escキーで呼び出せる設定画面(表示言語は現時点で英語限定)

自由にカスタマイズしていく楽しさはありますが「購入してそのまますぐに完璧な状態で使える」というわけではない点には少し注意が必要です。

例えば、VRChatでのカメラ移動の操作。先に少し説明しましたが、PortalVRの独自機能「カメラドラッグ」は、デフォルトでは「コントローラーのスティック部分に指を置くだけ」で反応するようになっています。

VRChatでは、アバターの移動やメニューのスクロール等、スティックに触れる機会が多々あります。初期設定だとその度にカメラがぐるっと意図しない方向に動いてしまうため、やや使いづらさを感じました。 

ちとせちとせ

視点移動の感度も、初期設定だと結構高め。必要に応じて下げてあげる必要がありそうです。

こういった部分を一つひとつ調整し、自分に合った設定を見つけていく過程も楽しめるような、少し上級者向けの側面もあるツールだと思いました。

【参考】筆者が使っていく中で行き着いたPortalVR Motionの設定

先述の通り、PortalVR Motionには設定項目がたくさん用意されています。ただしすべて英語表記ということもあり「どれを調整すればどうなるのか」が少々分かりにくいのが難点です。

ここでは、私が実際にPortalVR Motionを使っていく中で「これならいい感じかも」と思えた設定をご共有したいと思います!

できるだけ不便なくすぐ使い始めたい方は、ここで紹介するものを参考に、そこから自分なりのアレンジを加えていただくとやりやすいかもしれません。

筆者が調整した後の設定画面
設定項目筆者の設定項目選択した理由
Rendering
(レンダリング)
2D通常のパソコンであれば2DでOK。3DはARグラス等を用いる場合に使う
Face Tracking
(フェイストラッキング)
Lean OnlyかOffLean Onlyは左右に揺れたときに傾くだけ。OFFにすると体の動きを検知しなくなる(筆談時に便利)。
VRChatだと、顔の位置に応じてアバター自体の高さが変わってしまうような挙動(浮く・沈む)でやや使いづらかったため
Camera Drag Hand
(カメラドラッグを操作する手)
Left筆者はもともとVRChatを「左:視点操作」「右:アバター移動」で遊んでいるため
Camera Drag Gesture
(カメラドラッグの起動トリガー)
「Axis Click」か「Thumbrest」デフォルトの「Touch(触れるだけ)」はVRChatの動作と競合しすぎて誤動作が多いため。
押し込みの「Click」か、タッチセンサーの「Thumbrest」が安定。スティックの劣化の観点から後者がおすすめ。
Camera Drag Sensitivity
(カメラドラッグの感度)
Low筆者はなめらかすぎる視点操作が好みではないため。
Lowでも十分すいすい視点移動できる
Head Return Mode
(カメラドラッグ利用後の位置リセットの挙動)
「Position Only」か「Full」スティック移動が基本のVRChatでは、カメラドラッグで前後移動した位置をキープしておきたい場面があまりないため。
「Positon Only」は元居た位置に戻るだけ、「Full」は向いていた方向もリセットされる。
Hand Anchor Distance
(仮想の手を配置する距離)
Near or Far(用途に応じて切替)VRChatプレイ時は、Launch Padを少し離れた位置に表示できるので、Farの方が操作しやすくなる。
ただし、QvPenで筆談する際には少々使いにくい印象。
Aim Mode
(エイムモード?)
ONVRChatをプレイしてみた限りでは、何の設定なのか不明。
シューティングゲーム用?
Controller Emulation
(使用するVRコントローラーの選択)
Quest3筆者はMeta社のQuest2を使っているため。
Valve社のVR機器利用者は「Index」を選択
Player Height
(ゲーム内カメラの高さ調整)
1.50m視点の位置の調整用。デフォルトで特に違和感なく感じた。

筆者はVRゲームをVRChatくらいしか遊んでいないため、他のゲームを遊んでいる方はより使いやすい設定があるかもしれません。

「Aim Mode」のようにVRChatでは用途が分からないような機能もありましたので、上記はあくまで参考としつつ、ぜひご自身の環境に合わせて調整してみてください!

PortalVR Motionはこんな人におすすめ!

VRChatでの利用をメインに、実際に2週間ほどPortalVR Motionを使ってみた結論です。以下のようなシチュエーションにおいて、とてもマッチするツールだと感じました。

  • VRChatに少し用事があるものの、VRヘッドセットを被るほどでもない時
  • フレンドと談笑したいけれど、仕事で疲れていて重たいVR機器を被る気力がない時
  • メイクをしていて、VRヘッドセットを被るのに抵抗がある時
  • デスクトップモードのWebカメラトラッキングにしっくり来ず、もう少し精度を高めたい時

QuestをはじめとするVRヘッドセットは、大抵500g程と結構な重量があります。「綺麗なワールドを見たい」「イベントに没入したい」といった時ならまだしも、そうでないときは正直「重たくてしんどい……」と感じる人も多いのではないでしょうか。

PortalVR Motionは、そんなVRヘッドセットを被ることなく、気軽にVRChatを楽しめるようになるのが何よりのポイントだと感じます。それでいて自由度はデスクトップモード以上。コントローラーが使えるので操作感はPCVRのままです。

ちとせちとせ

デスクトップモードよりも、ちゃんとVRChatをプレイしている感覚があります。

一方で、高い精度が求められるようなVRゲームをしっかりやり込むような用途には、あまり向かない点に注意。ライトユースには問題ありませんが、あまりにシビアなものはトラッキング面で不満が生じる可能性があります。

購入してから後悔してしまわないためにも、PortalVR Motionの想定する用途をしっかりと理解したうえで、導入を検討するようにしましょう。

PortalVR Motionの料金体系

PortalVR Motionは、Steamにて購入できる買い切り型のソフトとなっています。料金は以下の通り。

プラン料金
個人利用セール時:9.37ドル(約1300円)
通常時:13.99ドル(約1900円)
商用利用要問合せ
※日本円換算は2026年7月時点の金額

PortalVR Motionは従来インストーラー型を採用していましたが、2026年7月3日よりSteam版がリリースされました。記念セールとして、2026年7月18日まで約33%OFFの9.37ドル(約1300円)で購入可能です。

ライブ配信や商業開発等、ビジネス用途での利用を検討している場合には、PortalVR公式へ詳細を問い合わせる必要があります。Steamにある個人利用版では商用利用できませんので、その点はご注意ください。

VRゲームのハードルを下げる「PortalVR Motion」。もっと気軽にVRChatを楽しみたい方におすすめ

今回は、VRヘッドセットを被らずにSteamVRが遊べる「PortalVR Motion」について、実際に使い込んだ感想を踏まえながらレビューをお届けしました。

Questを被った状態でのVRChatは、没入感があり楽しいことは間違いありません。ただ私自身、遊んだ後の疲労感には少し悩まされていました。

この問題をしっかり解消しつつ、必要十分な精度でVRChatのプレイを可能にしてくれるPortalVR Motionは、とても魅力的な製品だと感じています。

ちとせちとせ

おかげで、お仕事で日中からVRChatに入らなければいけないときも「Quest被らなくていいんだ!!」と気が楽になりました……(怠惰)

「自分の環境でしっかり動くかな?」と不安に思う方もいらっしゃるかと思いますが、Steam製品は条件を満たしていれば返金対応が可能です。私が利用した限り大きな問題はありませんでしたが、万が一不具合があった場合にも心配はいらないでしょう。

この記事の内容を参考に、ご自身のプレイスタイルに合うかどうかを見極めたうえで、購入を検討いただきたいと思います。VRゲームをより身近で気軽なものにしてくれる「PortalVR Motion」、ぜひ試してみてくださいね!

使用アバター

筆者自作

使用させていただいたワールド

Avatar Testing Chamber|Ziggorさま

https://vrchat.com/home/launch?worldId=wrld_a5e9ec13-36b1-4e63-ae0c-dab9023401f9