
VRChat公式Youtubeより(https://youtu.be/qY0Uvho2AOY?si=w4dNn67ALWUsO5q4)
VRChatのアップデートである「2025.2.3」が”2025年6月25日”にリリースされました。
このアップデートでは、ベータで公開されていた「Inventory」(インベントリ)や「Content Drops」(コンテンツドロップ)の実装やバグ修正などが行われました。
この記事では、公式より公開されている英語のパッチノートを日本語にして、わかりやすく紹介していきます。
もくじ
公式ビデオパッチノート
アップデートの詳細は、公式のビデオパッチノートでも紹介されています。(英語)
新機能の紹介
今回のアップデートで追加された新機能は「Inventory(インベントリ)」「Content Drops(コンテンツドロップ)」「Item(アイテム)」の3つです。
うまく使うことでVRChatをより楽しめるような素敵な機能になっています!
Inventory(インベントリ)機能

アップデートにより「Inventory」メニューが登場。ステッカー/絵文字/アイテムをまとめて管理できます。
これにより「絵文字」や「ステッカー」の管理が格段に快適になります。
また、Sticker が VRC+(VRChat Plus)限定機能から一般ユーザーにもみんな使えるようになりました。
「カスタムステッカー」は引き続きVRC+限定になっています。
アクションメニューをカスタマイズ可能に。Emoji/Sticker を各スロット(合計18個ずつ)に設定できます(スロット数2倍)。

Content Drops(コンテンツドロップ)機能




今後のアップデートで「REFERENCE CUBE」が注目ポイントかも?
季節限定の「絵文字」や「ステッカー」などを受け取れる仕組みが導入されました。
メニューを開いて上部にある「インベントリ」のボタンから「Bundies & Packs」タブで受け取ることができます。

ユーザーによって配布されるものは違うとは思いますが、私の場合は3つほど届いていました!
Item(アイテム)機能

インベントリやコンテンツドロップに続き、その他の「アイテム」も試験的に導入されています。
インベントリから「Item」タブを開いてアイテム選択して「Spawn Item」をクリックすることでアイテムをワールド内に持ち込むことができます。
また、これらのアイテムをエクスプレッションメニューに登録することですぐにアイテムを取り出すことも可能です。

そのほかの具体的内容は未定です。
今後実験を多数行う予定で、2026年以降に何か出せればとされています。
個人的な神アップデート(変更点)
新機能ではないですが、個人的に変更されて嬉しかった部分を紹介していきたいと思います。
カメラのニアクリップ距離について
なんと今回のアップデートで「カメラのニアクリップ距離の上書き」がワールド移動や再起動によってリセットされなくなりました。

「カメラのニアクリップ距離の上書き」を変更することで「撫でる」といったスキンシップ中に手の中が見えてしまうといった問題を解決することができます。
その他の変更点と修正内容
細かいバグの修正なども行われていますが、ここでは簡略化してご紹介します。詳しい内容を見たい方はプルダウンからご覧ください。
全体的な変更点
- アバターを素早く切り替える際に、間違ったアバターが読み込まれるバグを修正。
- 一部ワールドで移動失敗してホームに戻される問題を修正。
- カメラで画像を撮る際、Flipボタン押下後に左右反転されない不具合とアイコン表示も修正。
- 特定のインポスター使用中にプレイヤーの位置がずれる問題を修正。
- 全般的な安定性向上と軽微なバグ修正。
- Avatarの「Explore」タブに関して、ユーザーごとに異なるUIがテスト中。
- アバターメニューのカテゴリタイトル表示スタイルを改善。
- Avatar Marketplace の商品詳細を「Marketplace」タブ内で直接確認可能に。
- 購入直後にサイズが大きすぎたMarketplaceアバターを小さく表示変更。
- 新Avatarsページのヘッダーで、空白クリックしてスクロールトップに戻る機能を修正。
- Camera Dolly ノードのクリーニングをマルチストリーム使用時に正しく動作するように修正。
- 「Shield」設定変更時にアバターが正しく再読み込みされるよう修正(Customレベル)。
- 購入失敗ポップアップの表示内容に詳細を追加。
- アバタープレビュー時の制約条件更新タイミングを修正。
- 特定のシェーダー使用時に、プレビュー内と実際の表示が異なるケースを修正。
- アバターペデスタルのエラー状態時のレンダー層設定を修正。
- Quick Menuのテーマ色が一部反映されない不具合を修正。
Android(モバイル)の変更点
- VRC+ 購読の購入・管理機能がアプリ内ネイティブUIで利用可能に。
- クライアント更新が必要な場合、アプリ内で通知表示されるように。
- コントローラー使用時、マイクの状態を示すUIが正しく表示されるよう改善。
- 「Player」という表現が「User」に変更。
- Android モバイル版のアプリアイコンを更新。
- ギフトされたVRC+ 会員もネイティブUIから購読できるように。
- 多言語ローカライズが最新版に更新。
- 既に購読中のユーザーがVRC+読み込みツールチップを見なくなるように修正。
- 年齢確認アイコンの誤表示問題を修正。
公式のパッチノート
VRChat公式からのパッチノートをご覧になりたい方は下のボタンから閲覧することが可能です。
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