【VRChat 2025.3.3】アップデート情報|インスタンスに名前をつけれるように!

VRChat公式Youtubeより(https://youtu.be/0fJOx9MjwOE?si=TZ-c_H9XyZkRinR3

VRChatのアップデートである「2025.3.3」が”2025年9月22日”にリリースされました。
このアップデートでは、「インスタンスに名前を付与」などの新機能の追加やバグ修正などが行われました。

この記事では、公式より公開されている英語のパッチノートを日本語にして、わかりやすく紹介していきます。

公式ビデオパッチノート

インスタンス名を自由に設定可能に

VRC+加入者のみの機能ですが、ワールドインスタンスに名前をつけれるようになりました。
インスタンス生成時にタイトルを入力でき、他にユーザーにその名前で表示されます。

たとえば「まったり雑談」や「写真撮影会」など、雰囲気や何をしているのかを伝えるのに便利です。

OSCカメラエンドポイント(開発者向け)

カメラ操作がOSC経由で可能になりました。すべて読み書き(Get/Set)に対応しています。OSC対応デバイスや外部プログラム(VRC OSC Toolなど)で操作可能です。

機能エンドポイント内容
モード切り替え/usercamera/Modeカメラモードの取得・設定
位置・回転/usercamera/Poseカメラの位置と回転の取得
撮影(即時)/usercamera/Capture写真を撮る
撮影(タイマー)/usercamera/CaptureDelayedタイマー撮影を行う
閉じる/usercamera/Closeカメラを閉じる

ここでは基本機能のみ記載しています。そのほかの細かい動作もOSC経由で行うことができます。
詳しくは公式のドキュメントをご覧ください。

修正点

アバターマーケットが大幅改良

  • タグ、パフォーマンス、プラットフォームでフィルター・ソート可能に。
  • 名前、制作者、タグで検索もOK。
  • ソート不具合や誤ったアイコン表示も修正。

バッジ表示の改善

  • ユーザープロフィールで、ツールチップにバッジ名→説明の順で表示。
  • 自分のプロフィールを見ると、獲得日も確認できるように。

カメラ機能がさらに強化

  • 露出(明るさ)スライダーを追加!写真・動画・配信・Spout出力に対応。
  • OSCでカメラを操作できる新エンドポイントを追加。
  • DroneモードやSpout出力の不具合も修正。

UI・プロフィール関連

  • 検索ページの「See All」→「View All」に統一。
  • 「取り込み拒否(Do Not Disturb)」や配信モード中はグループ通知が来ないように変更。
  • プロフィールのURL欄が最大64文字に制限。無効なURLは登録不可に。
  • プロフィール画像をリセットしてアバター画像に戻すことが可能に。

アバターインタラクションの表示改善

  • 他人のアバターと触れ合える場合、黄色い手マークが非表示に。
  • 触れ合えないときのみ、バツ印の手マークが表示。
  • つまり、「特別な制限があるときだけ表示」されるように整理。

その他

  • お気に入りボタンにツールチップ追加。
  • インベントリ内でアイテムを選ぶと3Dプレビュー表示。
  • 一部のUIアニメーション方向を修正。
  • リモートプレイヤーの「Gesture Weight」パラメータをスムーズに補間(同期が自然に)。
  • Pedestal非表示時のエフェクト問題を修正。
  • QuestでActionメニュー使用中に勝手に動く問題を修正。
  • Selfie Expressionボタンを削除(今は全員利用可能なため)。
  • 複数クライアントを同時に無制限で起動可能に(ただし非推奨)。
  • テキスト入力、OSC設定、通知UIなど細かいバグを多数修正。
  • 各種ローカライズ(日本語など)やUIの間隔も調整。

公式のパッチノート

VRChat公式からのパッチノートをご覧になりたい方は下のボタンから閲覧することが可能です。

アバター改変なび

私たちのブログ「ぶいなび」では初心者から中級者に向けてアバター改変をやり方を細かく紹介しています。興味のある方はぜひご覧ください!