

こんにちは!なつきです!
VRChatのアバター制作やワールド作成に欠かせないUnity。作業の手間や効率の悪さに悩むことはありませんか?
本記事では、Unityをもっと快適に使うための便利ツール『lilEditorToolbox』を分かりやすくご紹介します!初心者も経験者も作業効率がグッと上がるヒントが満載です。
『lilEditorToolbox』でUnityをもっと自由に使いこなして、VRChatの世界を思いっきり楽しみましょう!
目次
『lilEditorToolbox』とは?

『lilEditorToolbox』は、Unityの作業効率を大幅に向上させる多機能な無料ツールセットです。特に、VRChat向けのアバターやワールド制作を行うユーザーにとって便利な機能が満載。初期状態ではすべての機能がオフになっており、必要な機能だけを選んでカスタマイズできます。
主な特徴として、以下のような機能があります👇
- 便利ツール集:
アセット管理、シーンビューの拡張、Missing参照の一括修正など、日常的な作業を効率化 - UI拡張:
ヒエラルキーやプロジェクトウィンドウのカスタマイズで、作業画面を見やすく整理 - インポート設定の最適化:
テクスチャやモデルの自動設定修正で、手作業の手間を大幅削減 - その他ツール:
Transformの初期化、Shaderキーワードの確認など、Unityユーザーが欲しかった機能が盛りだくさん
Unityを使った制作のスピードアップはもちろん、ミスの防止や作業の快適さを向上させるための心強いツールです。公式ページやBOOTHで無料配布されているので、ぜひ一度試してみてください!
導入方法
『lilEditorToolbox』公式ページ:https://lilxyzw.github.io/lilEditorToolbox/
上のリンクにアクセスして「lilEditorToolbox」をVCCに追加してください。

VCCに追加したらプロジェクトに導入したら使用準備は完了です。

『lilEditorToolbox』使い方
『lilEditorToolbox』はメニューを開いて使いたい機能を有効にすることで使用することができます。
たくさんの機能があるので、おすすめの機能のみ抜粋して紹介していきます。詳細まで知りたい方は公式のドキュメントをご覧ください。
- オフジェクトのオン/オフ:Hierarchyにチェックボックスを追加
- 背景色を交互にする:Hierarchyを見やすくする
- 子のコンポーネント:子のオブジェクトにあるコンポーネントの確認
- コンポーネント:コンポーネントの確認・オン/オフの切り替え
- EditorOnlyラベル:一目でEditorOnlyがわかる
- ヒエラルキーの線:オブジェクトの階層が見やすくなる
- LayerとTag:Hierarckyにレイヤーとタグを表示します
- オブジェクトに色を付ける:Hierarckyのオブジェクトに色を付けます
メニューの開き方
「Edit」→「Preferences」をクリックして「lilEditorToolbox」のタブを開くことでメニューを開くことができます。

この開いたメニューから自分の使いたい機能を有効にしてUnityを使いやすくしていきます。
オフジェクトのオン/オフ

Hierarchyからすぐオブジェクトをオン/オフできるチェックボックスを表示することができます。Inspectorタブを開くことなく切り替えられるので非常に便利です。
背景色を交互にする

Hierarchyのオブジェクトがとても見やすくなるので、作業効率が上がること間違いなしです!
プロジェクトウィンドウ拡張のタブにも同じ項目があるので、Assetsの部分も見やすくできます。
子のコンポーネント

オブジェクトの子(下の階層にあるもの)にあるコンポーネントを一目で確認することができます。
コンポーネント

オブジェクトにあるコンポーネントを一目で確認したり、オン/オフの切り替えをすることができます。
EditorOnlyラベル

EditorOnlyにしているオブジェクトを一目で確認することができます。
ヒエラルキーの線

Hierarchyに階層ごとの線を描画して見やすくします。親と子がとても見やすくなります。
LayerとTag

そのままの意味です。HierarchyにLayerとTagを表示します。
オブジェクトに色を付ける

Hierarchyから色を付けたいオブジェクトを選択してInspectorから「Add Component」をクリックします。
検索欄に「mark」と入力して「LE ObjectMarker」というコンポーネントを追加します。

コンポーネントが追加できたら下の画像の矢印の部分をクリックして好きな色を選択したら完了です。

インスペクターのタブ追加
メニューから「インスペクターのタブ追加ボタン」を有効にして、タブとして追加したいオブジェクトをHierarchyから選択して右上のプラスボタンを押すことでタブを追加することができます。
改変などで頻繁にインスペクターを行き来することが多いと思うので活用していきましょう!

unitypackageインポート時にPackages配下のアセットの上書きを防止
アバターや衣装などのアセットを追加したときにPackages内のアセットを上書きされないようにします。
場合によっては、古いバージョンに上書きされてしまったりするのでチェックを入れておきましょう!

まとめ
Uniryを使いやすくするツール『lilEditorToolbox』を紹介してきました。
改変初心者から上級者までおすすめできる機能がたくさん含まれているので、自分に合った機能を有効にして効率的に改変を楽しみましょう!
ほかに便利なツールを知りたい方は👇
アバター改変やアップロード環境を便利しよう!