こんにちは!柊木なつきです!
VRChatを始めたいけどVRゲームって重そうで、どのくらいのスペックのパソコンを買えばいいのかわからない…
と思ってる方って多いのではないでしょうか?
最初に結論を言うと、パソコンの価格によって「できること」が変わってきます!
VRを使わない「デスクトップモード」では、低スペックのパソコンでも動いてくれますが、VRを使った「VRモード」では、高スペックなパソコンが必要です。
この記事では、「価格別でできること」を軸に必要なパソコンのスペックを紹介していこうと思います!
目次
価格別でできることの早見表
デスクトップモード | VRモード (~20人ほどの中規模) |
VRモード (20人以上、大規模のイベント) |
|
おおよその値段 | 8万円 ~ | 13万円 ~ | 30万円 ~ |
CPU | Core i3 12100 ~ Ryzen 3 4100 ~ |
Core i5 12400 ~ Ryzen 5 5600 ~ |
Core i7 12700 ~ Ryzen 7 5700 ~ |
メモリー | 8GB (16GB ~) | 16GB (32GB ~) | 32GB ~ |
グラボ | GTX 1650 ~ RTX 3060 ~ |
RTX 3060 (12GB) RTX 3070 (8GB) RTX 4060 (8GB) RTX 4070 (12GB) |
RTX 3080 (12GB) RTX 3090 (24GB) RTX 4070 Ti Super (16GB) RTX 4090 (24GB) |
VRChatに限らずゲームをするパソコンは、「CPU」「メモリ」「グラボ」の3つが特に重要になっていて、自分が遊ぶスタイルによって要求されるスペックは変わってきます。
PCにかかる負荷は「デスクトップ」<「VRモード」になり、そのインスタンスにいる人数が多くなるほど大きくなっていきます。なのでどういったスタイルで遊ぶのかを考えてパソコンを選ぶようにしましょう!
デスクトップモード
『VRChat』は名前に「VR」とついていますが、実はVRを持っていなくても「デスクトップ」(モニター) で遊ぶことが出来るんです!
また、VRモードよりも動作が軽いためスペックが低いパソコンでも遊べちゃいます。
なんとグラボがついていないパソコンでも動作しちゃう!
といっても、イベント等で人数が多くなった場合などはそこそこのスペックが要求されちゃいます…
デスクトップで必要なパソコン
CPU | Core i3 12100 ~ / Ryzen 3 4100 ~ |
メモリー | 8GB (16GB ~) |
グラボ | GTX 1650 ~ / RTX 3060 ~ |
値段 | 約8万円以上のものを買えばok! |
VRモード
みんなが気になっているVRモードの解説です!
VRには「Questシリーズ」「Picoシリーズ」「VIVEシリーズ」などいろいろな機器があります。どのVRを使っているかによって最適なパソコンって変わるのですが、難しいのでここでは簡単に説明していきます!
VRを持ってない人はぜひ買って遊んでみてね!
VRモードで必要なパソコン
◎ ~20人ほどの中規模
CPU | Core i5 12400 ~ / Ryzen 5 5600 ~ |
メモリー | 16GB (32GB ~) |
グラボ | RTX 3060 (12GB) / RTX 3070 (8GB) / RTX 4060 (8GB) / RTX 4070 (12GB) |
値段 | 約13万円以上のものを買えばok! |
◎ 20人以上、大規模のイベント
CPU | Core i7 12700 ~ / Ryzen 7 5700 ~ |
メモリー | 32GB ~ |
グラボ | RTX 3080 (12GB) / RTX 3090 (24GB) / RTX 4070 Ti Super (16GB) / RTX 4090 (24GB) |
値段 | 約30万円以上のものを買えばok! |
セーフティーについて
VRChatを大人数で楽しみたいってなった場合、とてもパソコンの値段が上がってしまいます…
しかし、VRChatにはセーフティーという機能があるため、重いアバターなどを読み込まない設定にして軽くすることが出来ます!
なので、「大人数で遊びたいけどそんなに高いパソコンを買えない」といった方でもセーフティーをしっかり設定することで値段が高いパソコンでなくても大人数で遊ぶことが出来るので安心してください!
パソコンを選ぶときの注意点
最初に『ゲームをするパソコンは、「CPU」「メモリ」「グラボ」の3つが特に重要』と説明したのですがもう少し詳しい話をしていきます。
CPUについて
CPUはアプリなどを計算するためのものになります!なのでCPUの性能が低いと処理落ちをしてゲームがカクカクしてしまうことになります…
また、VRChatをしながら裏でUnityをしたりすることもあるので、こういったマルチタスクをしたいのであれば高性能なCPUを買うことをおすすめします!
例) Core i7 12700 / Ryzen 7 5700 など
メモリーについて
基本的にwindows10やwindows11でゲームをする場合「16GB」あれば足りると言われていますが、VRChatで大人数や大規模のイベントに参加する場合は「32GB」以上をおすすめしています。私のパソコンは「32GB」ですが、使用率を見ると75%ほど使っているので「16GB」だと足りない場面が出てくるかもしれません。
なので自分の遊びたいプレイスタイルに合わせて選ぶようにしましょう!ただ妥協してしまうと今後重たいワールドやアバターの登場で買い替えの必要が出てくるかもしれないので、余裕のある方は「32GB」以上をおすすめします!
グラフィックボード (GPU) について
VRChatはほかのゲームと違い少し特殊なので、グラボの選び方に注意が必要です。グラボにはビデオメモリー(VRAM)というものがあり、これがVRChatでは大事になってきます。
例えば、RTX3060(VRAM 12GB)とRTX3070(VRAM 8GB)を比べた場合、単純な計算能力はRTX3070のほうが高いのですが、VRChatではRTX3060のほうが快適になるといったことになります!
~10人までの少人数で遊ぶ場合 | RTX 3050 RTX 4050 |
10人~20人までの人数で遊ぶ場合 | RTX 3060 (16GB版) RTX 3060 Ti (8GB) RTX 3070 (8GB) RTX 3070 Ti (8GB) RTX 4060 (8GB) RTX 4060 Ti (8GB版) |
20人~で大人数で遊ぶ場合 | RTX 4060 Ti (16GB版) RTX 3080 (12GB版) RTX 3080 Ti (12GB) RTX 4070 (12GB) RTX 4070 Super (12GB) RTX 4070 Ti (12GB) |
セーフティー無しで大人数で遊ぶ場合 | RTX 4070 Ti Super (16GB) RTX 4080 (16GB) RTX 4080 Super (16GB) RTX 3090 (24GB) RTX 4090 (24GB) |
AMD Radeon™ シリーズの注意点
グラフィックボードは大きく分けて2種類のシリーズがあります。「NVIDIA Geforce」と「AMD Radeon™」に分かれるのですが、AMD Radeon™シリーズではシェーダー系のエラーが発生することがあります。
例えば、VRChatでのワールドやアバターの見え方が少し変になってしまったり、一部のソフトウェアがうまく動作しないといった不具合の報告があります。
しかし、「AMD Radeon™ シリーズ」は「NVIDIA Geforce シリーズ」に比べて価格が安い・ビデオメモリー(VRAM)を多く搭載しているといったメリットもあるので、不具合を認識したうえで大丈夫であれば購入することもアリだと思います!(ある程度知識のある方でないと厳しいかも…)
VRChatに限らず最適化などの観点から、私は「NVIDIA Geforce シリーズ」をおすすめします!
パソコンを買うおすすめの方法
「どんなパソコンを買えば良いのか分かったけど、どこで買えばいいのか?」となっていると思います!そこで私のおすすめの購入方法についてまとめました。
BTOパソコン
ゲーミングパソコンなどを好きな構成で注文して購入することが出来るものを「BTOパソコン」といいます!
BTOパソコンを販売してる会社はたくさんあるのですが、今回は「人気ランキング」と「私のおすすめ」を踏まえて紹介していきたいと思います。
一位『ドスパラ』
パソコンの通販ならドスパラ【公式サイト】をご利用ください!BTOパソコンを中心としたカスタマイズパソコンの通販サイトです。100%国内生産、24時間国内サポートで安心!パソコンショップも全国展開中!
二位『パソコン工房』
BTOパソコンやノートPC、Windows11のことなら、「パソコン工房公式サイト」をご利用ください。BTOのデスクトップPCは、リーズナブルで抜群のスペックが魅力!国内生産iiyamaPCもラインナップ充実!全国店舗展開でサポート・アフターケアも万全!
三位『マウスコンピューター』
Made in Japan!パソコン通販のマウスコンピューターの公式サイトです。デスクトップPCからノートPCまで、充実したカスタマイズと抜群スペックのパソコンが多数!万全のサポート&長期保証で購入前後も安心してご利用頂けます。
これら以外にもたくさんのBTOパソコンを販売している業者さんもいるので興味がある方は「BTOパソコンおすすめ」と調べてみてください!
自作パソコン
パソコンのパーツ(部品)などを自分で購入して組み立てていくものを「自作パソコン」といいます!
この方法はパソコンを100%自由に組み立てることが出来るため、「白で可愛く!」「黒でかっこよく!」といったカスタマイズをすることが出来ます!私はこの方法を使って白をメインとしたパソコンを作りました!
見た目を重視して値段を上げたり、コストパフォーマンスを重視して安く抑えたりすることもできるので、気になる方は「自作パソコン入門」と調べてみてください!
オーダーメイドPC(自作パソコン代行)
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