『VRChat』を遊ぶためのおすすめパソコンを価格別に解説!(2024年)
なつきなつき

こんにちは!なつきです!

「VRChatを始めたいけどVRゲームって重そうで、どのくらいのスペックのパソコンを買えばいいのかわからない…」「パソコンって種類が多くてわからない…」と思ってる方って多いのではないでしょうか?

最初に結論を言うと、パソコンの価格によって「できること」が変わってきます!
当たり前ですが、値段が高くなればなるほど快適に遊ぶことができます。しかし、そんなに高いパソコンを買うのはちょっと無理だ…という方もいると思います。

VRを使わない「デスクトップモード」では、低スペックのパソコンでも動いてくれますが、VRを使った「VRモード」では、高スペックなパソコンが必要です。

この記事では、「価格別でできること」を軸に必要なパソコンのスペックを紹介していこうと思います!

価格別でできることの早見表

GeforceシリーズRadeonシリーズCPUできること (人数など)
10万円以下GTX 1650RX 580Core i3 14100
Ryzen 3 4100
デスクトップモード
10~15万円RTX 3050 (6GB)
RTX 4060 (8GB)
RTX 4060 Ti (8GB)
RX 6600 (8GB)Core i5 14400
Ryzen 5 4500
デスクトップ・VR
推奨 約10人
15~20万円RTX 4060 (8GB)
RTX 4060 Ti (8GB)
RX 7600 (8GB)
RX 7600 XT (16GB)
Core i5 14400
Core i7 14700
Ryzen 5 5600
デスクトップ・VR
推奨 約15人
20~25万円RTX 4070 (12GB)
RTX 4070 SUPER (12GB)
RX 7800 XT (16GB)Core i5 14400
Core i7 14700
Ryzen 7 5700X
デスクトップ・VR
推奨 約20人
25~30万円RTX 4070 SUPER (12GB)
RTX 4070 Ti SUPER (16GB)
RX 7800 XT (16GB)Core i7 14700
Ryzen 7 5700X
Ryzen 7 5700X 3D
デスクトップ・VR
推奨 約25人
30万円以上RTX 4070 Ti SUPER (16GB)
RTX 4080 (16GB)
RTX 4080 SUPER (16GB)
RTX 4090 (24GB)
RX 7900 XTX (24GB)Core i7 14700
Core i9 14900
Ryzen 7 5700X 3D
Ryzen 9 7900X
デスクトップ・VR
推奨 約30人

VRChatに限らずゲームをするパソコンは、「CPU」「グラボ」が特に重要になっていて、自分が遊ぶスタイルによって要求されるスペックは変わってきます。

さらに、VRChatならではの注意点があります。それはグラボのメモリ「VRAM」が特に重要になる点です。上の表のグラボの名前の横に記載されているものが「VRAM」の容量になります。
「VRAM」が多ければ多いほどアバターを多く読み込むことが可能なので、非常に大事な部分になります。
なので、できれば「VRAM12GB」以上のものをおすすめします!

PCにかかる負荷は「デスクトップ」<「VRモード」になり、そのインスタンスにいる人数が多くなるほど大きくなっていきます。なのでどういったスタイルで遊ぶのかを考えてパソコンを選ぶようにしましょう!

デスクトップモード

『VRChat』は名前に「VR」とついていますが、実はVRを持っていなくても「デスクトップ」(モニター) で遊ぶことが出来るんです!

また、VRモードよりも動作が軽いためスペックが低いパソコンでも遊べちゃいます。

なつきなつき

なんとグラボがついていないパソコンでも動作することもあるみたいです!まともに遊ぶことは難しいですが…

といっても、イベント等で人数が多くなった場合などはそこそこのスペックが要求されちゃいます…

デスクトップで必要なパソコン

CPUCore i3 14100 ~ / Ryzen 3 4100 ~
メモリー8GB (16GB ~)
グラボGTX 1650 ~ / RX 580 ~
値段約10万円ほどのものを買えばok!

VRChatはVRモードで遊ぶことでより楽しむことができるものですので、デスクトップモードを基準にパソコン選びをするのはあまりおすすめしません…
VRモードでは絶対に遊ばないという方のみ推奨です!

VRモード

みんなが気になっているVRモードの解説です!

VRには「Questシリーズ」「Picoシリーズ」「VIVEシリーズ」などいろいろな機器があります。どのVRを使っているかによって最適なパソコンって変わるのですが、難しいのでここでは簡単に説明していきます!

なつきなつき

VRを持ってない人はぜひ買って遊んでみてね!

VRモードで必要なパソコン

◎ ~20人ほどの中規模インスタンス

CPUCore i5 14400 ~ / Ryzen 5 5600 ~
メモリー16GB (32GB ~)
グラボRTX 4060 (8GB) / RTX 4070 (12GB)
値段約15万円~25万円のものを買えばok!

◎ 20人以上、大規模インスタンス

CPUCore i7 14700 ~ / Ryzen 7 5700X ~
メモリー32GB ~
グラボRTX 4070 Ti Super (16GB) / RTX 4080 (16GB)
値段約25万円~30万円のものを買えばok!

VRChatではインスタンス人数(アバターを読み込む数)が非常に大事になっています。たくさんのアバターを読み込みたい人は高スペックなパソコンを選ぶようにしましょう!

グラフィックボード (GPU) について

『VRChat』はほかのゲームと違い少し特殊なので、グラボの選び方に注意が必要です。グラボにはビデオメモリー(VRAM)というものがあり、これがVRChatでは大事になってきます。
なぜなら、アバターやワールドのデータをVRAMで読み書きするためです。また、解像度を上げることでもVRAMの容量を圧迫することになります。

なので、余裕のある方は「RTX 4070 SUPER (12GB)」より「RTX 4070 Ti SUPER (16GB)」にするなど、「VRAM」を意識してグラボを選ぶようにしましょう!

「NVIDIA Geforce」と「AMD Radeon」の違い

今回「NVIDIA Geforce」と「AMD Radeon」を紹介してきましたが、結局どちらがいいのでしょうか?

結論は「NVIDIA Geforce」をおすすめします!

なぜならば、「AMD Radeon」ではシェーダー系のエラーや他のゲームへの最適化があまり進んでいないからです。

シェーダー系のエラーでは、ワールドやアバターの見え方が少し変(色が違うように表示されたりなど)になったりします…
最適化があまり進んでいない点では、他のゲームを遊ぶ際などに高いフレームレートを保つことができなかったりします…

しかし、「AMD Radeon」は「NVIDIA Geforce」に比べて価格が安い・ビデオメモリー(VRAM)を多く搭載しているといったメリットもあるので、不具合を認識したうえで大丈夫であれば購入することもアリだと思います!(ある程度知識のある方でないと厳しいかも…)

メモリーについて

メモリーはパソコンの作業机ともいわれています。なので、メモリーが大きければ大きいほど同時に起動したり読み込んだりすることが出来るようになります。

例えば、VRChatをデスクトップモードで起動して、裏でUnityを使ってアバター改変をすることがあると思います。そういったこともあるのでメモリーを多く搭載しているパソコンを購入することをおすすめします。

では実際にVRChatを起動するとどのくらいメモリーを使用するのでしょうか?

メモリー使用量メモリー使用率(32GBの場合)
VRChatのみ起動16.2GB53%
VRChat+Unity起動19.7GB62%

この結果から、メモリーが16GBのパソコンでVRChatを遊ぶと足りなくなることがわかると思います。なので、パソコンを購入する際は余裕があれば「メモリー32GB以上」のものをおすすめします!

セーフティーについて

VRChatを大人数で楽しみたいってなった場合、とてもパソコンの値段が上がってしまいます…

しかし、VRChatにはセーフティーという機能があるため、重いアバターなどを読み込まない設定にして軽くすることが出来ます!

なので、「大人数で遊びたいけどそんなに高いパソコンを買えない」といった方でもセーフティーをしっかり設定することで値段が高いパソコンでなくても大人数で遊ぶことが出来るので安心してください!

アバターカリングについて

セーフティーのほかに「アバターカリング」という設定をすることでもVRChatを快適に遊べるようになります!

これは、VRChat内のアバターの距離や読み込む数に制限をかけることで負荷を減らす方法です。

なので、高スペックなパソコンを用意できなくてもしっかり設定をすることによって安定してVRChatを遊ぶことができます!

パソコンを買うおすすめの方法

「どんなパソコンを買えば良いのか分かったけど、どこで買えばいいのか?」となっていると思います!そこで私のおすすめの購入方法についてまとめました。

BTOパソコン

ゲーミングパソコンなどを好きな構成で注文して購入することが出来るものを「BTOパソコン」といいます!

BTOパソコンを販売してる会社はたくさんあるのですが、今回は「人気ランキング」「私のおすすめ」を踏まえて紹介していきたいと思います。

※個人的な意見なので参考程度にしていただけると幸いです

一位『ドスパラ』

二位『パソコン工房』

三位『マウスコンピューター』

これら以外にもたくさんのBTOパソコンを販売している業者さんもいるので興味がある方は「BTOパソコンおすすめ」と調べてみてください!

自作パソコン

パソコンのパーツ(部品)などを自分で購入して組み立てていくものを「自作パソコン」といいます!

この方法はパソコンを100%自由に組み立てることが出来るため、「白で可愛く!」「黒でかっこよく!」といったカスタマイズをすることが出来ます!私はこの方法を使って白をメインとしたパソコンを作りました!

見た目を重視して値段を上げたり、コストパフォーマンスを重視して安く抑えたりすることもできるので、気になる方は「自作パソコン入門」と調べてみてください!

オーダーメイドPC(自作パソコン代行)

「かわいい・かっこいいパソコンが欲しいけど、できるか怖いし保証も…」という方におすすめなものがこちらの「オーダーメイドPC」です!

自分の要望や予算等を相談して依頼することが出来るので安心して「おしゃれ」なパソコンを買うことが出来ます。

👇詳しい情報は下の記事をご覧ください!

※こちらの記事はこはろぐさんの記事の構成を一部参考にさせて頂いております。