最近Youtubeなどでもよく動画にされている「VRChat」はVRゴーグルを使わずにデスクトップモードやスマートフォンなどを使って遊ぶことが出来ますが、VR機器を使うことで「VRChat」をフルで楽しめるようになります。
「VRChatを遊ぶためにVRゴーグルを買いたい!」「デスクトップモードからVRモードに移行したい!」という方も多いのではないでしょうか?
そんな方に向けてこの記事では、性能や目的別で自分に合ったVR機器の選びかたを解説していきます!
目次
「VRChat」おすすめVRゴーグルを比較
Meta Quest 3 | Meta Quest 3s | Pico 4 Ultra | Meta Quest Pro | Pimax Crystal Light | |
価格 | 81,400円 | 48,400円 | 89,800円 | 159,500円 | 158,999円 |
SoC | Snapdragon XR2 Gen2 | Snapdragon XR2 Gen2 | Snapdragon XR2 Gen2 | Snapdragon XR2+ | – |
解像度 | 片目 2064 x 2208 | 片目 1832 x 1920 | 片目 2160 x 2160 | 片目 1832×1920 | 片目 2880 x 2880 |
視野角 | 110° | 96° | 105° | 106° | 未公開 |
フレームレート | 120Hz | 120Hz | 90Hz | 90Hz | 120Hz |
レンズ | パンケーキレンズ IPD 無段階調整 | フレネルレンズ IPD 3段階調整 | パンケーキレンズ IPD 58mm~72mm | パンケーキレンズ IPD 無段階調整 | ガラスレンズ IPD 58mm~72mm |
本体重量 | 約515g | 約514g | 約580g | 約722g | 約535g |
搭載機能 | カラーパススルー | カラーパススルー | カラーパススルー | カラーパススルー アイ・フェイストラッキング | パススルーなし |
VRゴーグル選びで大切なこと
VRゴーグル選びで大切なことは自分が遊びたいスタイル(目的)に合ったVR機器を選ぶことです。
例えば、「画質よりもコストパフォーマンスを選ぶ」や「アイ・フェイストラッキングがしたい」などです。これらのスタイル(目的)によっておすすめのVRゴーグルが変わってきます。
ポイント① 解像度(画質)や視野角
VRゴーグルと言ったら必ず気にする部分だと思います。
「せっかくVRを買うのだから高画質で遊びたい」という方は、解像度と視野角に注目してVRを選ぶようにしてください。個人的に視野角は大事だと思っています。なぜなら、VR体験の没入感に直接影響するからです。
視野角が狭いと望遠鏡をのぞいているみたいな感じになってしまうので解像度が高くても没入感が減ってしまいます…
ポイント② コストパフォーマンス
機能面と価格面を考慮して慎重に選びたい方もいると思います。
「VRで遊びたいけど高くて手が出しずらい」という方は、上の表を参考にして価格と画質の両方を意識して選ぶようにしてください。個人的に『Meta Quest 3s』の登場により、高くて手が出なかった方も購入やすくなっていると思います。
ポイント③ VRゴーグルの機能
「VRChatでアイ・フェイストラッキングをしてみたい」「パススルーを使ってMR体験もしてみたい」といった目的がいる方もいると思います。
そういった場合は、その目的に合ったVRゴーグルを買う必要があります。例えば、「Meta Quest Pro」ではアイ。フェイストラッキングを行うことが出来ますが、パススルー機能が高くないのでMR体験はできない、などです。
なので、目的がはっきりとある場合はVRゴーグルの機能を意識して確認するようにしましょう!
「VRChat」をとりあえずVRモードで遊びたい方
搭載機能とかはよくわからないけど「VRChat」をVRゴーグルで遊びたい方向けのランキングを紹介します。
【1位】Meta Quest 3
価格 | 81,400円 |
解像度 | 片目 2064 x 2208 (両目 4128×2208) |
PPD | 25 |
視野角 (水平/垂直) | 110度/96度 |
フレームレート | 120Hz |
レンズ | パンケーキレンズ IPD 無段階調整 |
本体重量 | 約515g |
搭載機能 | フルカラーパススルー |
どんな方におすすめ?
「Meta Quest 3」は旧型である「Meta Quest 2」から解像度やPPDが向上しているので高画質なVR体験ができます。なので、高画質でVRを遊びたい方におすすめです!
また、パススルーもカラーになっているのでMR機能も楽しめるVRゴーグルになっています。パススルーがとても綺麗なのでVRゴーグルをつけたままYoutubeなどを再生しながら家事をしたりする方もいるそうです…
メリット | デメリット |
高画質なVR体験ができる | 値段が少し高く手が出しずらい |
パススルー機能が高品質 | – |
PCなしで単体でも使用可能 | – |
【2位】Meta Quest 3s
価格 | 48,400円 |
解像度 | 片目 1832 x 1920 (両目 3664 x 1920) |
PPD | 20 |
視野角 (水平/垂直) | 96度/90度 |
フレームレート | 120Hz |
レンズ | フレネルレンズ IPD 3段階調整 |
本体重量 | 約514g |
搭載機能 | フルカラーパススルー |
どんな方におすすめ?
「Meta Quest 3s」は「Meta Quest 3」の廉価版として登場しました。旧世代の「Meta Quest 2」の入れ替わりとも期待されて登場しました。なので、VRで遊びたいけどコストパフォーマンスも意識したい方におすすめです!
「Meta Quest 3s」の登場に伴い「Meta Quest 2」の販売が終了するとのことです。(在庫分のみ)
メリット | デメリット |
現在販売中の中で最安クラス | Quest 2から画質があまり向上していない |
パススルー機能が高品質 | – |
PCなしで単体でも使用可能 | – |
【3位】Pico 4 Ultra
価格 | 89,800円 |
解像度 | 片目 2160 x 2160 (両目 4320 x 2160) |
PPD | 22.5 |
視野角 | 105度 |
フレームレート | 90Hz |
レンズ | パンケーキレンズ IPD 58mm~72mm |
本体重量 | 約580g |
搭載機能 | フルカラーパススルー Pico Motion Trackerを使ったフルトラ |
どんな方におすすめ?
「Meta Quest 3」の対抗製品として登場しました。視野角は「Meta Quest 3」により低いですが、解像度は少し高くなっています。そのほかに「Pico Motion Tracker」を追加で購入することによってフルトラッキングを気軽に行うことが出来るという点があります。なので、高画質と気軽なフルトラでVRを遊びたい方におすすめです!
メリット | デメリット |
高画質なVR体験ができる | Quest 3に比べて少し値段が高い |
PCなしで単体でも使用可能 | – |
Pico Motion Trackerを使ったフルトラが可能 | – |
「VRChat」でアイ・フェイストラッキングをしたい方
VRモードで遊ぶだけでなく「VRChat」でアイ・フェイストラッキングを行いたい方向けのVRゴーグルを紹介します。
Meta Quest Pro
価格 | 158,500円 |
解像度 | 片目 1832×1920 (両目 3,664 x 1,920) |
PPD | 22 |
視野角 (水平/垂直) | 106度/96度 |
フレームレート | 90Hz |
レンズ | パンケーキレンズ IPD 無段階調整 |
本体重量 | 約722g |
搭載機能 | フルカラーパススルー アイ・フェイストラッキング |
どんな方におすすめ?
「Meta Quest Pro」は通常のVR体験に追加でアイ・フェイストラッキングを行うことが出来ます。しかし発売年が2022年と少し前な為、解像度などが現行のVRに少し劣ります。なので、高画質なVR体験は求めないけどアイ・フェイストラッキングを使用したい方におすすめです!
メリット | デメリット |
PCなしで単体でも使用可能 | 値段が高い |
アイ・フェイストラッキングが可能 | Quest 3に比べて画質が劣る |
カラーパススルーに対応 | – |
「VRChat」を超高画質で遊びたい方
現在主流のVRゴーグルは4K画質がメインですが、6Kや8K画質の超高画質VRゴーグルが存在します。そんな超高画質でVR体験をしたい方に向けたVRゴーグルを紹介していきます。
Pimax Crystal Light
価格 | 158,999円 |
解像度 | 片目 2880 x 2880 (両目 5760 x 2880) |
PPD | 35 |
視野角 | 未公開(約120度~140度) |
フレームレート | 120Hz |
レンズ | ガラスレンズ IPD 58mm~72mm |
本体重量 | 約535g |
搭載機能 | OLED(有機EL)のティスプレイ |
どんな方におすすめ?
「Pimax Crystal Light」は6K画質のVR体験をすることが可能です。超高画質でのVR体験が可能なのでパソコンもそれなりの性能が要求されます。なので、パソコンの性能が高く6Kの超高画質でのVR体験をしたい方におすすめです!
メリット | デメリット |
6Kの超高画質でのVR体験 | ベースステーションが別売り(なしでも動作可能) |
OLED(有機EL)を搭載したディスプレイ | – |
超高画質の割に重量が軽い | – |
Pimax Crystal Super (予約段階)
価格 | 293,999円 (OLED版) |
解像度 | 片目 3840 x 3840 (両目 7680 x 3840) |
PPD | 57 |
視野角 (水平/垂直) | 未発表 |
フレームレート | 120Hz |
レンズ | 未発表 |
本体重量 | 未発表 |
搭載機能 | OLED(有機EL)のティスプレイ |
どんな方におすすめ?
「Pimax Crystal Super」は8K画質のVR体験をすることが可能です。詳細はまだ未発表ですが、超高画質でのVR体験が可能なのでパソコンもそれなりの性能が要求されます。まだ予約段階ということもあり、未発表な点が多いですが最強クラスの超高画質になることは間違いないと考えてよいでしょう。なので、値段などは気にしないから8K画質でのVR体験をしたいという方におすすめです!
メリット | デメリット |
8Kの超高解像度でのVR体験 | 未発表な点が多いので判断しずらい |
OLED(有機EL)を搭載したディスプレイ | – |
PPDが非常に高い | – |
まとめ
いろいろなVRゴーグルを性能や目的別で紹介してきましたがまだ迷っている方やよくわからない方もいると思います…
そんな方は、多くの人が利用している「Meta Quest シリーズ」から選ぶことをおすすめします。なぜならトラブルになったときにインターネットにたくさんの情報があったり、知り合いに使用している方がいる可能性が高いからです!
あくまで私の意見なので参考程度にしてくれると嬉しいです!
VRゴーグルってメガネは大丈夫なのか?
視力が悪い人はVRゴーグルの画面がぼけて見えます…なのでメガネやコンタクトを使用してVRゴーグルを着用するか、「度付きレンズ」を購入する必要があります。
メガネやコンタクトを使用したままVRゴーグルを着用すると不便な点が多いので「度付きレンズ」をおすすめします!