【リアル感UP !?】RimShadeでアバターに立体感を出そう!【VRChat liltoon】
ありあありあ

こんにちは、ありあです!今回はliltoonの「RimShade」を使ってアバターに立体感を出す方法を解説していきます!

まずliltoonの「RimShade」って?

RimShadeは「モデルの輪郭に影を付けて立体感を出すことが出来ます。挙動としてはリムライトがそのまま影として動作するようになったもので、イラスト調というよりは3DCG的な効果になっています。」とliltoonの公式サイトで説明されています。また、細かいRimShade内の機能はこちらに記載されています。つまり、アバターの質感を変化させられる影を付けられるということです。
セルルック(アニメっぽい)な見た目のアバターよりも、リアルっぽさが強いアバターに使った方がしっくりきますが、色や範囲などの調整次第ではどちらに使ってもアバターの魅力がさらに引き出せるようになります。

さっそくアバターに導入してみよう!

RimShadeはliltoonの詳細設定内にあります。赤線のところにチェックをすると見た目が変わると思います。

顔と体にRimShadeを適用した際の見た目になります。これだけでもかなり雰囲気が変わると思います。黒っぽい雰囲気が好きな方はこのままでもいいと思います。
デフォルトだと少し灰色寄りなのでもっと濃い黒にしてもいいと思います。
今回は色を#000000にして、服も含めた全部のマテリアルにRimShadeを適用しました。が、顔などを斜めから見た時にかなりくっきり黒い線が見えてしまうので、角度などを変えつつ色味を調整してください。

適用前とはがらりと雰囲気が変わりました。もともとの輪郭線が雰囲気から浮くので、色変更、もしくは削除をします。
アバター的や見た目的に気にならない方はそのままでも大丈夫です。

liltoonの詳細設定の下のほうまでいくと、[輪郭線設定]の項目が出てくるので、[輪郭線]のチェックを外すか、馴染む色合いに調整します。今回は輪郭線を消しました。

横から見た時などに目の白目の部分が黒くなってしまうのが気になる場合は以下の作業を行ってください。

マスクを作成しよう!

RimShadeはマスクが設定できます。マスクとは、適用したくないところを除外するために使用するテクスチャのことです。背景が白、除外したい場所を黒にしたものを用意します。

今回はこのようなマスクを作って適用しました。

作ったマスクを赤線のところに入れると導入できます。
以上でマスクの導入は終わりです。他にも導入したいマスクがあれば同様に作成してください。
また、アバターによってはマスクをboothで配布してくれている方がいるので、そういったものを活用するのも便利でおすすめです。

Meta Space 様 -【無料】17アバター対応 リムシェーダー適用時に使える目のマスク

こちらではマヌカちゃん、セレスティアちゃん、しなのちゃん、桔梗ちゃん、愛莉ちゃん、萌ちゃん、舞夜ちゃん、Sioちゃん、ルルネちゃん、瑞希ちゃん、ショコラちゃん、シフォンちゃん、ライムちゃん、カリンちゃん、ラスクちゃん、森羅ちゃん、ミルティナちゃんのマスクが配布されています。

←適用後 適用前→

かなり見た目が変化したと思います。
あとは、納得いく色、範囲、ぼかし、リムライトの細さなどを調整してみてください。自分で数値を変更してみてしっくりこない場合は、設定を公開されている方のものを参考したり、Boothなどで配布や販売されているものを参考にするといいと思います。
以上でRimShadeの導入は終わりになります!お疲れさまでした!

個人的おすすめ設定

参考にもなると思うので、私の普段使いのアバターで使用しているRimShadeの数値をおすすめとして記載します。上記で紹介した黒系統のRimShadeまで濃くなくてもいいけれど、アバターの質感を少しだけ変えたい方は参考にしてみてください。変化は分かりづらいですが、ふんわりと影がかかって肌に血色感が出ます。アバターに血色感を出したい方は是非参考にしてみてください。VRChat上や写真などで見るとかなり分かりやすいです。使用カラーコードは#DDC7D8ですが、お使いの肌テクスチャの色味に合わせてください。

RimShade導入後
RimShade導入前
RimShadeの設定

また、「Fake Shadow」をあわせて使用すると質感に変化が出るのでおすすめです。

今回使用させて頂いたアバター