この記事は【VRChat】アバターがエラーでアップロードができない場合の対処法を一挙に解説!
からのUnityエラー全般向けの対策記事となっています。
皆さん、この画面に見覚えはありますでしょうか。見たことがある人は、おそらくトラウマのような思いを抱えていると思います。
この画面はUnityのエラー表示です。この表示が出た場合、単純に重くなってクラッシュしたパターンもありますが、たまにUnityプロジェクトが破損してたり、ツールが動かなくなっていたりと悲惨なことになることもあります。
そして最悪の場合、二度とプロジェクトが動かなくなってしまうことも・・・。
僕も何度Unityのエラーと戦ったことだろう・・・。
そんなUnityエラー全てに共通するエラーの対処法、予防法を、この記事で解説していきます。
アバター関連のエラー、Consoleから確認できるエラーメッセージの見方などはこちらの記事をご覧ください。
目次
1. Unityエラーの対処法
Unityを触っていたら、エラーが出てきちゃった。あぁ、大変なことになっちゃった・・・どうしよう・・・。とりあえずなんとかしなくちゃ・・・
ちょっとまったぁー!!!
まずは落ち着いて!
Unityのエラーが起きたときは凄く焦ります。
なんとかしようとUnityを触って触ったことのないボタンも触ってしまうでしょう。
焦る気持ちは分かります。
ですが、一度落ち着いてください。
エラーということは、Unityが何かおかしいと気付いて知らせてくれているということです。
エラーには何か原因が絶対あります。これを特定していきましょう。
このまま変なボタンを押してしまうと、余計エラーがひどいことになってしまうこともあります。
そうなってしまうと、余計対処できません。
1.Consoleを一度確認しよう
Unityのエラーは基本このConsoleに表示されています。
どんなエラーも、このConsoleに表示されますので、まずはここを確認するようにしてください。
ただエラーメッセージは英語で表示されるので、読めません。なのでここで翻訳サイトを使用します。
テキストや文書ファイルを瞬時に翻訳します。個人でもチームでも、高精度の翻訳をご活用いただけます。毎日、何百万もの人々がDeepLを使って翻訳しています。
翻訳サイトは基本なんでもいいんですが、僕はこのdeepl翻訳をよく使っています。
翻訳が完了したら、次の手順に移ります。
2.エラー発生場所を特定
このエラーの場合、Library\PackageCache\com.unity.textmeshpro@3.0.6\Scripts\Editor\TMP_PackageUtilities.cs(586,84)にエラーCS103:’VersionControlSettings’ という名前が現在のコンテキストに存在しません。
というエラーが発生している、というメッセージになります。
分かりにくいですが、つまりUnityプロジェクト内に入っているフォルダの中にプロジェクトを動かすのに必要なものが入ってない、と僕は訳しました。
さぁ、これでエラーの原因は特定しました。ここからどうやって解決するかなんですが・・・。
3. 解決できそうならUnityを修復、できなさそうなら有識者に聞く。
エラーがツールの再導入、削除等で対処できそうな場合や、自分で治せる範疇だった場合は、修復を行います。
ですが、エラーメッセージの内容が全く分からず、どうしたらいいのかわからない場合は、Unityに詳しい有識者の方に聞くのを強くお勧めします。
有識者の方に聞く際は
- 使っているUnityのバージョン
- 何をどうしたらエラーが起きたのか
- Consoleに表示されているエラーメッセージのコピペ、スクショ
- 導入しているツール
など、出来る限り多くの情報を出した上、聞きに行きましょう。解決できる可能性がグッと上がります。
有識者の方に聞く際、アバター改変なんもわからん集会などの改変系イベントなどで聞きに行くのがおすすめです。
2. unityエラーを予防するための方法
最近は様々な便利ツールが実装されているので、ある程度のUnityのエラーを予防するための方法があります。
1. 非破壊のツールを使う
非破壊のツールとは、「Modular Avatar」「lilycalInventory」「LightLimitChanger」「Avatar Optimizer」などのアバターの内部アニメーションを変更せず、外付けで改変ができるようになるツールのことです。
現在たくさんの方の努力により、非破壊のツールがかなり増えています。
Unityプロジェクト破壊されるようなエラーの原因で1番多いパターンは、ズバリアニメーション関連です。つまり物の出し入れ、お着換えなどのことですね。
このような非破壊のツールを利用することで、大部分のUnityエラーを予防することが可能です。
2. アバターアニメーションは基本いじらない
アバターのアニメーションの操作は1歩間違えるとアバターが壊れてしまったり、最悪Unityプロジェクトが壊れることにも繋がりかねないので、自信がない場合は非破壊ツール以外でアバターアニメーションを変更することは避けた方がいいでしょう。
正しい知識を身に着ければ壊れることなくアバターアニメーションの変更ができます。
さいごに
Unityエラーは怖いですよね。僕も何度も遭遇しました。ですが正しいエラー対処方法を身に着ければ、Unityエラーに対応することができるようになるはずです。
今回はUnityエラーの対処法とエラー予防方法を書きましたが、エラーはどうしても出てしまいますし、種類も多種多様すぎます。
なのでエラーが起きてしまった場合は、まず落ち着いてエラーの原因の特定を行うことを覚えておいてくれると、嬉しいです。
ここまでの閲覧ありがとうございました。
ぶいなびでは「アバター改変なび」というVRChat向けの記事をたくさん公開しております。アバター改変に興味がある方はぜひ確認してみてくださいね~!