
VRChatの2025年3月13日付けの開発者アップデートが公開されました。
魅力的な情報がたくさん公開されたので、この記事では分かりやすくまとめました!
この記事で紹介する機能の一部は「Open Beta」や「VRChat+限定」になっています。試してみたい方はぜひ参加してみてください。
目次
主な発表内容
- Space Jam 2 開催中:
オーストラリア国立宇宙協会が主催するWorld Jamでは、テーマに沿ったVRChatワールド作成が奨励されています。 - バージョン 2025.1.3 のオープンベータ開始:
新機能として「ドリーカメラ」「カメラドローン」「デスクトップ向けのセルフィーエクスプレッション」「インスタンス設定のカスタマイズ」「セーフティーの再設計」などが含まれています。 - SDK 3.7.6のリリース:
複数プラットフォームへのワールドやアバターの同時ビルドと公開が可能になりました。
以下の新機能はVRC+ユーザー限定となっています。
・ドリーカメラ
・カメラドローン
・デスクトップ向けのセルフィーエクスプレッション
ドリーカメラについて

VRChat内のカメラやストリームカメラに「Dolly」という項目が追加されています。
こちらの項目からカメラの動きを指定することができ、プレイをすることでその指定した動きをカメラがするようになります。
こちらの機能をうまく使うことによって面白い映像や映画等の撮影などをすることができるようになります。
ドローンカメラについて


VRChat内で操作可能なドローンが導入され、録画ツールとして使用したり、フレンドと一緒に飛行を楽しんだりすることができます。
今度のアップデートでさらに追加の機能が加えられる予定です。
デスクトップ向けのセルフィーエクスプレッションについて

いままでデスクトップモードでは頭や手などを動かすことはできませんでしたが、この機能を使うことで可能になります。
Webカメラを使用してアバターの頭、手、指をデスクトップモードでも動かすことができます。また、口と目の動きで顔の表情を追加することもできます。
インスタンス設定の導入

インスタンス作成者が「絵文字」「ステッカー」「シェアリングペデスタル」「プリント」「ドローン」などの機能を有効または無効に設定することが可能になりました。
グループインスタンスの場合、インスタンス設定は、そのグループに対して「グループ インスタンスの管理」権限を持つグループメンバーのみが編集できます。
ワールドの作成者の場合は、Web サイトからワールドを編集することで、デフォルトでワールドで許可される機能を制御できます。
Steam Audioのオープンベータ開始予定
現在のONSPに代わる新しいオーディオパシャライザーとして「Steam Audio」の導入が予定されています。
SDKエラーの修正
SDK 3.7.6 リリースで複数プラットフォーム(PC・Android・iOS)対応の改善されました。
以前から存在していたエラーが解消され、デバッグが容易になりました。
(詳細は公式ページをご覧ください)
Open Beta への参加方法
これらの機能を使用したい場合は下の記事を参考にOpen Betaに参加してください👇
日々アップデートで様々な機能が追加されるVRChatですが、大体の機能は最初にベータ版でリリースされて時間がたった後、正式に導入といった形になります。 最近では、「プリントカメラ」や「ドリーカメラ」など魅力的な機能がベー …