みなさんはUnityで改変をしているとき、こんなことを思ったことはありませんか?
「いざ改変してアップロードしてみたはいいけど、ミスが見つかっちゃった。再アップロード面倒だなぁ…。」
いそ アップロードする度にVRCを起動するのは超めんどくさいよね。
そんな悩みを解決してくれるのがGesture Managerです!
この記事ではGesture Managerの導入方法、使い方についてわかりやすく解説していきます!
Gesture Manager できること
Unity上でVRCでギミックが動くかどうかのテストを行うことができる

ExmenuやContactなどで仕込まれたギミックなどをUnity上で動作するか確認することができます。
つまり、アバター確認のためにVRCに何度も入る必要がなくなります。
いそ 改変のモチベも下がりにくい。
Modular Avatarなどのツールを使っていても”実際に動いている状態”で確認できる

写真はイソが使っているアバターですが、Modular Avatarを使って衣装を着せています。
しかし画面通りのUnityの状態だと、アバターは“衣装を合わせた”だけの状態で、体に衣装が追従するかを確認する手段がありません。
しかし、アバターの確認にGesture Mangerを使うことで、Modular Avartar含めた“非破壊ツール”を有効にした状態で、服や小物の追従を確認することができます!
いそ VRCにわざわざログインせず、非破壊ツールで設定した衣装も見れる。非常にスマートだ!
Gesture Managerの導入方法
基本的に他のツールと導入方法は同じです。
Gesture ManagerはVCCを経由してツールを導入します。
VCCへのツール導入方法が不安な方へ
こちらの記事で詳しく解説していますので、導入方法が分からないという方は是非こちらをご覧下さい。
アバター改変やアップロード環境を便利しよう!
Gesture ManagerはVCC内のManage Projectに標準搭載されています。
なのでVCCへの導入操作は必要ありません。
Manage ProjectからUnity上に導入します。

VCCを開いたらUnityProject(今回はTest02)のManage Projectをクリックします。

画面が切り替わったらGesture Manager(赤枠)横のNot Installedをクリックし、最新版を導入します。(今回は3.9.2)
これで導入は完了です。お疲れ様でした。
Gesture Managerの使い方
いそ 作業前に。
Unityを使うときは定期的にCtrl+Sで保存をしておこう。後悔しないで済むから(経験者)


Gesture Managerは左上のHierarchyに存在しているはずですが、ない場合は作業が必要です。

上の項目からToolsをクリックし、Gesture Manager Emulatorをクリックすると、
ツールがHierarchyに表示されます。
これでGesture Managerが使用可能になりました。お疲れ様でした。
起動方法まで

左上のHierarchyからGesture Managerを選択した状態で、
右側InspectorのEnter Play modeをクリックします。

UnityがPlayモードに切り替り、右下にVRCのExメニューが表示されたら、Gesture Managerが作動しています。
いそ ちなみにPlayモード中に行った操作は、
Playモードを解除したときに全部なかったことにされるから、改変するときPlayモードにしないようにね!
いそ あ、そうだもう一つ。Unityの挙動でPlayモード中はGameに切り替わるから、
左隣のSceneに切り替えた方が確認しやすいぞ。
基本的な使い方
Animationのチェック(表情)

上の動画の通り、コントローラーで手の形を変えた時の表情の動きを確認できます。
Face emoなどで設定した表情がきちんと作動するか、その場で確認できます。
Animationのチェック(Expression Menu)

上の動画の通り、Expression Menuに設定したアニメーションを確認できます。
Modular Avatar、lilycalInventoryなどで組んだアニメーションの作動も確認できます。
いそ Gesture Managerといえばこの使い方!
Locomotionを活用した衣装の追従チェック

OptionsのLocomotion内の機能であるVelocityを操作することで、アバターを少しではありますが動かすことができます。
これで衣装が追従しておらず、素っ裸で人前のインスタンスへ……という事故が減ります。
いそ かなり簡単に衣装の追従チェックができるから、個人的にもおすすめな使い方。
でも後述のチェック方法の方が破綻のチェックはできるので幅は広いかな?
StatesからAFKモーション、座った際のポーズ確認

OptionsのStatesに入っているAFKやSeatsを選択することで、
AFKアニメーションの確認を行ったり、アバターの挙動を確認することができます。
いそ AFKアニメーションを入れたときは、この機能に助けられるでしょう!
少し応用寄りの使い方
Tools内のScene Cameraを使ってPhysboneのチェック

Tools内のScene Cameraを選択することで、Gameの画面で表示される画面を固定できます。
基本はSceneの画面がそのまま表示されるMain Cameraを入れます。

画面をGameに切り替えることで、アバターのPhysboneを実際に触って確かめることもできます。
Clickable contactでcontactの機能チェック

設定した付近を触ることでで物を出し入れすることができるContact Receiverの発動チェックも、
Clickable contactにチェックを入れることで行うことができます。
基本的にはPhysboneを触るときと挙動は同じです。
詳しくは公式Githubをご確認ください。
A tool that will help you preview and edit your VRChat avatar animation directly in Unity. - BlackStartx/VRC-Gesture-Manager
Pose Avatarを使って破綻チェック

Pose AvatarをOnにすることで、Gesture Manager起動中はScene上から一切操作が効かないアバターを動かすことができるようになります。

上動画のように、Armatureの動かしたいObjectを選択し、動かして衣装の破綻などをチェックできます。
いそ Gesture Manager起動中にアバターを動かしたいならこの機能を使わないといけない
Test Animationで衣装の破綻完全チェック

Test AnimationにAnimationを入れてPlayボタンを押すことで、
アバターをアニメーション通りに躍らせたりポーズを取らせることができます。
いそ 正直衣装のチェックならこの機能が一番万能……。
完全”応用”の使い方

OptionsのEdit-modeを起動することで、Gesture Manager上で再生しているアバターのAnimationを、UnityのAnimationウィンドウから編集しやすくすることができます。
使う際は、Hierarchyに表示されるアバターを選択して使用します。
大抵はAnimationウィンドウのPreview で足りますが、
Gesture Managerを起動しっぱなしにして実際の挙動を見ながら何度も確認・修正したい場合には便利です。
ただし、Animation ウィンドウでAnimationClipを編集した場合はデータが反映されますが、
Gesture Managerでのアバターの見た目や状態はPlayモード解除時に全て元に戻ってしまいますので注意してください。
いそ 大抵はAnimationウィンドウのPreviwで事足りるんだけど、想定外の挙動を治すときにGesture Managerで確認しながらAnimationを修正するときにはすごい便利だと思う。

Tools内のAnimator Performanceを起動することで、
アバター内のAnimatorの負荷をざっくり確認できる機能です。
主に改変前と改変後のAnimatorの重さを比べるときに使います。
この画面の見方としては、
Last→直近1回の値。
Average→重さの平均値。
Maximum→測定中一番高かった値。
となります。
いそ 基本的にはAverageを見ておけば大丈夫だと思う。
Averageが異常に高いと、アバターが重くなっちゃうので……。
基本的に、この機能は比較で使うことをお勧めします。

Debugを起動することで、現在アバター内で動いているAnimationを細かく確認することができます。
作ったAnimationが上手く動かない場合、この機能で確認すると原因特定が早くなります。
これ以外にもGesture Managerの便利な使い方はたくさん存在します。
詳しくは公式様のgithubをご覧ください。
(全て英語で記述されているので、翻訳アプリが必須です)
A tool that will help you preview and edit your VRChat avatar animation directly in Unity. - BlackStartx/VRC-Gesture-Manager
よくあるGesture Managerのエラー
Gesture Managerでありがちなエラーによるトラブルをまとめました。
VCCのManage Project にGesture Manager が見当たらない

unityのProjectsが“World”になっている場合、
“Avatar”改変補助ツールであるGesture Managerは“World”の“Project”に表示されません。

World制作中のUnityの画面では前提であるVRCSDKを入れておけば、
Unity画面上でPlayボタンを押してアップロード前にチェックを行うことができます。

Search Packageで検索してもGesture Managerが見つからない場合は、
Unity Packageから導入を行います。
他のツールと導入方法は同じなので、手順通りに導入を進めてください。
ダウンロードリンクはこちらから↓
A tool that will help you preview and edit your avatar animation directly in Unity. Available for both VRChat SDK 2.0 and SDK 3.0, in Unity 2019 or 2022.
Gesture Managerが動かない

Gesture Managerが起動するPlayモードに切り替わる際、
上側のボタンの一時停止ボタンが押されている状態になることがあります。

上動画のように、一時停止ボタンを解除することでGesture Managerが動くようになります。
Error Pauseが押されている状態になっている場合、こちらの方が紹介されている手段が非常に有効です。
Gesture Managerがそもそも起動しない

Gesture ManagerはHierarchy内で“選択”した状態でPlayボタンを押すか、
Enter-play modeを押さなければ起動しません。
一度この事故がないか確認をするのがお勧めです。
どうしてもGesture Managerが起動しなかったり、アップデートした直後にGesture Managerが起動しなかった場合は、“ツール”の相性問題の可能性があります。
その場合、VCC内で当該ツールの“旧バージョン”をインストールすることで解決することも多いです。
さいごに
ここまでの閲覧、ありがとうございました。
Gesture Managerを使えば、アバター改変を“効率的”に行うことができます。
個人的にも必須級のツールなので、まだ導入していない方は必ず導入を行いましょう!
絶対に恩恵を受けられる、素晴らしいツールです。
また、このGesture Managerは無料で公開されているツールです。
boothで開発者様へ支援を行うことも可能ですので、
もしこのツールを気に入った、あるいは制作の助けになったという方は、ぜひこちらのリンクから支援を検討してみてください。
A tool that will help you preview and edit your avatar animation directly in Unity. Available for both VRChat SDK 2.0 and SDK 3.0, in Unity 2019 or 2022.
ぶいなびではunity関係の情報に力を入れてます。
先日、lilToonの作者さんであるlilさんから新しいツールがリリースされました。 この記事ではlilycalInventoryでできる機能、使い方・導入方法をどのサイトよりも分かりやすく丁寧に解説していきますので是非 …
VRChatでのアバター改変を解説してます。「Unityの環境づくり」や「アバターのアップロード方法」~「細かい改変(色や最適化)」など様々な情報を掲載しています。X(旧 Twitter)でも情報を発信しているので、あわ …
#アバター改変なび を是非見て頂けたら嬉しいです!
使用させていただいたアバター、衣装等
シフォンちゃん
本モデルはUnityのHumanoid形式に対応した オリジナルモデル『シフォン -Chiffon- 』です。 主にVRChatでの使用を想定したモデルです。 利用規約の範囲内でご利用いただけます。
ミルクちゃん
………………………………………………………………………………………… ◆サンプルアバターの試着はこちら◆ https://vrchat.com/home/world/wrld_48ba3030-bc47-4a12-a95d-ca3cc7f3039e ◆公式衣装SHOP◆ https://sugary-boutique.booth.pm/ ………………………………………………………………………………………… 本モデルはUnityのHumanoid形式に対応した オリジナルモデル『ミルク -Renewal-』です。 主にVRChatでの使用を想定したモデルです。
サンクチュアリオーダーズ
シューン・ディアンドル







